平成25年3月11日掲載
長野市若穂保科。地元出身の中村崇宏さんと妻の恵子さんが営む「焼き菓子のうさぎ堂」。「安心で安全なお菓子を食べていただきたい」の思いから素材は地元、国産、無農薬なものを厳選してつかっているそうです。
「お母さんが子どもにつくるおやつ」がうさぎ堂の原点です。愛情がたっぷりと込められたお菓子。お母さんが子どものために手間ひま惜しまず作るように崇宏さんと恵子さんは一所懸命ひとつ一つのお菓子と向き合っています。
フィナンシェ、パウンドケーキ、クッキー、クラッカー、マドレーヌどれもがうさぎ堂の自慢のお菓子です。
平成25年3月4日掲載
長野市北東部になる豊野町。春日佳子さんはこの町で生まれ、20才の時、この地で農業をやる決意をして、両親の仕事を引き継いで一生懸命、毎日全力でエノキダケと向き合ってきました。毎日こつこつと粘り強く愛情をこめてエノキダケを育てています。手をかけたエノキダケがお客さんに喜んでもらえるだろうか、農業者の誇りを日々の収穫にかけています。
キノコはつねに成長しているため1日として仕事を休んだり気を緩めることができません。「安心で安全で美味しいエノキダケをつくろう」。丹精こめてつくられたエノキダケに春日さんの希望がギュッと詰め込まれています。
春日さんのエノキダケは毎日、JAを通して消費者に届けられています。
平成25年2月25日掲載
国道18号沿いになある「アグリながぬま」は平成13年にオープンしていらい毎日多くのお客さまでにぎわう人気の農産物直売所です。その近くで小林澄夫さんがいちごを作り始めて10年になります。およそ1反歩の農業用ハウスで6000株のいちごが溶液栽培されています。室温はつねに25度から30度に保たれています。おおきなあかい実りがハウスいっぱいに甘い香りを満たします。
正月からいちご狩りも始まりました。新鮮ないちごが食べ放題とあって毎年人気です。今年も5月末までの開催が計画されています。
平成25年2月18日掲載
千曲川左岸の長野市屋島。福田喜美人さんは妻とふたりで、りんご4.5反歩、モモとネクタリンを3反歩、きゅうりは1.5反歩、ほかにトマトと丸なすを栽培しています。農業委員の経験もあり農業をひとすじに励んできました。
りんご作りの1年の始まりは剪定作業から始まります。剪定はりんごの品質や収穫量に影響をあたえる重要な作業です。どの枝を切って、どの枝を伸ばしていくか。そして、木の体力や健康状態や栄養状態を感じ取らなくてはなりません。剪定は「木と向き合って、木と会話をしながらするものだ」といわれています。
この時期はまだ肌寒い風が吹くりんご園。1本の木を剪定するのに半日がかり。1日2本を仕上げるのが精一杯です。
平成25年2月11日掲載
長野市信州新町は犀川沿いの山にはさまれた町です。昔から、その自然の気候をいかして干柿が作られてきました。
高木英夫(80)さん、はる子さん(81)も何十年と干柿作りを続けてきました。使う柿は「平核無柿(ひらたねなしがき)。種がない平べったい形をした柿です。「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど滋養豊かな果物とされている柿には様々な効能があるといわれています。高木さん夫婦は冬の陽が差し込む居間で仲良く向かい合い干柿をパックに詰めます。1パックに干柿を4~6個入れて210グラム程度にします。
高木さんの干柿はJAに出荷されて、素朴な季節の味を楽しみにしている人々の手元に届きます。
平成25年2月4日掲載
長野市戸隠豊岡。雪深い里の農業用ハウスでギョウジャニンニクがすくすくと育っています。原山隆司さんは30年程前から趣味でギョウジャニンニクを育てはじめました。その面積は少しずつ増えて行き、4年前に退職する時には5反歩になっていました。原山さんは退職後はギョウジャニンニク栽培に打ち込み毎日の手入れをかかしません。いまは栽培面積は3倍に増えました。
ギョウジャニンニクは、まず4年間は苗床で育て、それを掘り起こして新たに畑に植え直して5年をかけて栽培します。出荷まで10年近く、毎日丹念に育てる日々が続きます。
平成25年1月28日掲載
長野市篠ノ井。岸田光生さんは大学を卒業後、農業で生きることを決め、札幌市新篠津村の農業法人で4年間、有機野菜の生産を学んだあと、ふるさと長野にUターンして就農しました。長野市農業公社の斡旋で自宅周辺の遊休地を農地として確保しました。長野市農業公社が複数の地権者から農地を確保して岸田さんに貸し付けたものです。岸田さんはその農地で安全・安心な美味い有機野菜作りを計画しレタスや大豆をつくり出荷しました。現在はアスパラガスの伏せ込み栽培に取り組んでいます。
岸田さんは、こだわることができることを大事にして、地域の代表となれる農家になりたいと心に念じて農地に立っています。
平成25年1月21日掲載
なめこ・菌床椎茸・菌床生きくらげを生産する有限会社原生林は平成7年に長野市篠ノ井小松原に設立されました。現在は父親の後継として晴久さんが経営のトップに立ち、きのこ栽培に取り組んでいます。
いまの栽培本数は約26万本。菌床にはブナやナラ、サクラの広葉樹オガ粉を使い、栄養剤としてフスマやおから、大豆ミールを使用しています。培養温度を低温に落して、じっくり栽培して品質の向上をこころがけているそうです。
なめこはとれたてそのままを一株包装にしたノントレーなエコ商品「森のかぞく」が人気です。有限会社原生林のホームページを訪ねてみてください。
平成25年1月14日掲載
長野市鬼無里。鬼無里では数年前から「えごま」の生産に力をいれています。地区の85%が山林で、高齢化率も高くなっています。鬼無里の人たちは遊休荒廃農地を活用してえごまを栽培し、将来はえごまを鬼無里のブランドにしようと考えています。えごまは昔から鬼無里の暮らしのなかにあって食用や油をとるためにもちいられてきました。
平成21年「ながのいのち推進協議会」のメンバーである「鬼無里手づくり味噌の会」と「有限会社戸崎」は「地産地消の時代の中でなにか信州長野のローカリティーあふれる素材をつかった新しい商品を開発したい」という強い思いから、みそラスクとえごまラスクを開発しました。
「鬼無里のえごま」は「鬼無里の乾燥野菜」とともに地域ブランドとして大きく飛躍していこうとしています。
平成25年1月7日掲載
長野市の善光寺表参道にある「門前農館」は地元の女性のグループが運営している店舗です。
店にはおやきはもちろん旬の郷土食がずらりとならんでいます。どれも地元の野菜だけでつくった手づくりの商品です。おやきは「辛大根おやき」が特に人気です。大根の輪切りがまるごとはいった逸品です。そしてこのたび長年の夢であった漬物加工所がオープンしました。地元の野菜にこだわって、農家の母さんの知恵もいっしょにつけ込んだ漬け物が出来上がります。
「門前農館」は善光寺さんへの参拝のお休み処として観光客はもちろん地元の人たちから愛されています。
平成24年12月31日掲載
長野市真島町。1998年長野冬季オリンピックでフィギュアスケート及びショートトラックスピードスケート競技の会場となったホワイトリングの近くの農業用ハウス。竹内芳政さんが「ユーフォルビアフルゲンス」を栽培しています。
JAグリーン長野が栽培を進めてきましたが、神経質な性格がある花で栽培には苦労があり、北信地方のこの地域に限定されて栽培されているそうです。竹内さんは仲間といっしょに研究を重ね根気よく取り組んできました。低温短日で花芽がつき、長日で花が咲くそうです。
主に東京、大阪へ出荷されます。けっして主人公にはなれない花ですが、主人公を引き立てる超一流の名脇役と言われています。
平成24年12月24日掲載
長野市安茂里のりんご畑にあるビニールハウスの中は春のように暖か。塚田正富さん、伊藤二千郎さん、木内泰明さんの三人は正月飾りづくりの真っ最中。23日から、あもり農産物直売所で販売します。
かつてこのコーナーで長野市広瀬にお住まいのしめ縄づくりの名人・小林成好さんを紹介しました。成好さんの講習会用「しめ縄づくりテキスト」につぎのように記してありました。「しめ縄は正月を迎える大事な準備の一つです。しかし、いま、縄をなうことさえできない子どもが増えています。大人もぞうりやわらじを作れないなど古来の伝統技術が失われつつあります。心を込めて作った自分のしめ縄で良い年を迎えましょう」。
あもり農産物直売所で販売中。
平成24年12月17日掲載
長野市篠ノ井に本社がある「株式会社萬屋商店」の創業は明治19年。米、雑穀、肥料の販売と運送業でした。いまは、各種肥料・農業資材・米穀・灯油の販売を業務としています。
そして、あらたに農産部を設立して平成22年から水稲と畑作事業にも取り組んでいます。農産部の萩原正臣さんと梨元公希さんは「食の安心・安全が叫ばれる時代だからこそ、“農業荒廃地をつくらず、農業に携わる方々のお役に立ちたい”そして、この国の“農”を支える一員であり続けたい」と農業と向き合っています。
平成24年12月10日掲載
松代を流れる千曲川によって耕された土地は肥沃で、水に恵まれ、作物が豊かに育つことが約束されています。善光寺平の穀倉地帯と言われる所以です。
北村賢一さんは「安心して食べられて消費者に喜んでもらえる作物を育てる農業をしたい」と考えています。過剰な除草剤にたよることはやめてこまめに草をとり、作物に負担がかからない栽培を心がけています。自信をもって消費者に手渡しできる作物をつくりたい、また、消費者の生の声が聞こえてくるような農業環境が北村さんの理想です。
58才の北村さん。農業にかける情熱が涸れることはありません。
平成24年12月3日掲載
初冬の寒風が吹き流れる千曲川河川敷。三井親志さんは腰の高さまで土を掘り起し、黙々とゴボウの収穫に取り組んでいます。一生懸命ただひたすらに。
ゴボウ抜きという言葉がありますが、収穫作業は”抜く”ものではなく”掘る”ものなんです。バックホーで深く溝を掘り、あとは手掘りでゴボウを引き抜きます。
ゴボウは今が旬。信濃の穀倉地帯といわれる善光寺平のまんなかで三井さんの農業にかける情熱は枯れることはありません。「安心して食べられて、三井さんのゴボウはおいしいね、と言われるものをこれからも作り続けたい」。三井さんがつくったゴボウはJAながのあもり農産物直売所等で販売しています。
平成24年11月26日掲載
長野市中条にお住まいの黒岩強身さんは介護施設につとめながら夫とともに農業と向き合っています。いまは大豆の収穫真っ盛り。秋の日差しがあたたかく差し込む軒下で豆はたきに一生懸命です。
七二会、小田切、中条をふくむこの山間地は昔から”西山”とよばれていて、この地域でとれる大豆はその品質の良さが昔から高く評価され”西山大豆”とよばれています。中条にある「むらの駅つくし」はこの西山大豆をつかった新商品「あとひきまめ」を開発しました。この商品が「西山大豆」のさらなるブランドアップにつながること間違いないでしょう。
根気よくまじめな農作業によって「西山大豆」の栽培文化が守られています。
平成24年11月19日掲載
長野市松代町清野。信州伝統野菜の「松本一本葱」のルーツであるといわれている「松代一本葱」の原種を守って来た児澤融さんら地元の農家と地元の野菜果物の宅配などを手がけるカネマツ倶楽部が「松代一本葱の会」を発足させました。貴重な原種を守り、栽培を拡大させて、身が柔らかく甘みが強い、昔ながらの「松代一本葱」を消費者に届けようとしています。
会は、「平成24年2月13日付けで、信州伝統野菜として認定された明治時代からの種を守り継承して、広く県内外に「松代一本葱」のおいしさを広め販路を拡大させて、ふるさと松代に貢献しよう」としています。
平成24年11月12日掲載
長野市芋井新安。東にのびる斜面で篠崎和男さんがりんご栽培に取り組んでいます。栽培面積は130アール。長野県が推進する「信州の環境にやさしい農産物認証制度」に登録されている芋井地区唯一のりんご農家です。
篠崎さんが登録している区分は「認証区分30」のグループです。「化学肥料及び化学合成農薬を、各地域の通常使用量・使用回数の30%以上を削減して生産された農産物」を生産しています。
篠崎さんはとかく減農薬によって発生する病気とたたかいながら、環境や自然と折り合って持続できる農業を押し進めようと研究・努力を日々重ねています。
平成24年11月5日掲載
長野市鬼無里。野沢菜が収穫の最盛期です。吉田美智子さんは毎日、親しい友人といっしょに野沢菜の収穫に追われています。
信州の野沢菜はそもそも下高井郡野沢温泉原産のつけ菜で、1756年に野沢温泉・健命寺の住職が京都に遊学した帰途に持ち帰ったと伝えらています。「江戸時代、野沢菜の栽培地域は北信、東信と越後国のみであったが、第二次大戦後、松本盆地、木曽、諏訪、伊那の県内各地、県外では山形県、秋田県、北海道までも栽培が拡大されている。」[資料:長野県百科事典]
独特な風味が楽しみで、信州の冬にはなくてはならない野沢菜の漬け物。今年も美味しい冬がやってきます。
平成24年10月29日掲載
戸隠豊岡。蕎麦の花で一面が真っ白だった戸隠の谷も蕎麦の収穫も終わりすっかり冬の準備が整いつつあります。野池幸夫さんは蕎麦の刈り取りやミニトマトの収穫が一段落して、いまは、信州の伝統野菜である「戸隠おろし」の収穫準備にとりかかっています。
信州の伝統野菜とは、長野県の「信州伝統野菜認定制度」によって認定された野菜で、1997年に長野県野菜花き試験場で誕生した「戸隠おろし」は2002年9月に認定されました。「在来種「戸隠地大根」の選抜系統どおしによる交雑品種であり、根が短円筒形で小さく、乳白の基本色に淡緑の補充色がある品種である」[参照:農林水産省データベース]
在来品種に比べて揃いがよく生育も旺盛で商品性が高いと期待されています。
平成24年10月22日掲載
シナノゴールドが旬をむかえています。シナノゴールドは長野県果樹試験場でゴールデンデリシャスと千秋を親にして1983年に誕生した品種です。1999年に品種登録されました。果肉は黄色で香りがよく多汁で口あたりは抜群。長野県がイタリアの法人と栽培契約をすすめていてイタリアでシナノゴールドが栽培される日も近いといわれています。私たちはリンゴは赤いものという先入観がありますが、信州で生まれた黄色のリンゴが海外の人たちの人気になることを期待いたしましょう。
市内の共和園芸農業協同組合では「安心・安全な果物づくり!をモットーに共和の美味しいりんごの香りを全国の皆様へ」を合言葉に「りんご通販」を行っています。秋映、シナノスイート、シナノゴールド「りんご三兄弟」も勢揃い。ぜひ、「共和のりんご」を味わってみてください。
http://www.applekyowa.com 電話:026-292-1300
平成24年10月15日掲載
「拝啓 そば通殿 豊かな自然のふところに抱かれた信州戸隠。戸隠連峰からの冷風が吹きおろす標高千メートルの高原。深い霧の中、時折照らす太陽の光の中で「霧下そば」は育ちます。きびしい自然が育んだ恵みの味「霧下そば」を人々は古来よりこだわり続け、親しんできました。以来、霧下そばは職人たちの伝承の技によって、戸隠そばとして受け継がれています。戸隠そば職人の一人、私の手打ちそばをご賞味ください。敬具 戸隠手打ち蕎麦 山口茂」
[問合せ:戸隠手打ち蕎麦 華蕎 tel.026-254-3736]
平成24年10月8日掲載
長野市篠ノ井山布施。国道19号から信里にはいった犀川沿いに酒井照子さんが毎年この時期を楽しみにしている栗畑があります。実り時に自ら枝から離れ地表に落ちて拾ってもらうのを待っている栗。「落ちましたよ」という声が聞こえてきそうな栗の気持ちが大好きという酒井さん。そして毎朝、落ちているかなとワクワクとして栗畑を訪れるとかならず落ちていてくれる栗が愛おしくなるそうです。
「栗はクルミにつぐ堅果類で、1974年、昭和49年の長野県下の作付面積は345ha、生産量は450t」と記録されています。近在では小布施町の栗栽培は良質で、ようかんや栗かのこの原料に用いられています。労働力をあまり要しない省力果樹としてさかんに栽培された時期もあったようです。
平成24年10月1日掲載
長野市赤田。大矢康雄さんは定年退職後、両親が続けてきたりんご生産を継いで6年目になります。会社員時代は海外赴任もあり、60アールのりんご畑は妻・ひろ子さんがしっかり守ってきました。
今は「シナノドルチェ」が収穫最盛期。「シナノドルチェ」は「ゴールデン・デリシャス」と「千秋」の交配によって県果樹試験場で誕生して平成17年に品種登録された県オリジナル品種です。シャキッとした歯ごたえが人気で年々生産面積も増えていて、このあたりでは約70戸の農家が生産しています。
また、大矢さんは3年前から、わい化栽培にもとりくみはじめました。上田方面まで見通せる広々とした風景に整然としたりんご畑がつながっています。
平成24年9月24日掲載
長野市大岡は米どころ。豊かで良質な水に恵まれた土地です。地区内の樋知大神社は農業開拓の守り神として地元の人々の篤い信仰を集めています。その社殿の裏にある小さな池はお種池とよばれています。昔、近在の村が干ばつにみまわれた時は村人が山奥のこの池に集まり、池の中心にある祠の廻りを手を合わせ素足で歩きまわり、恵の雨を乞い、一心に祈ったといわれています。そして、そのたびごとに願いはかない、村人は穀物の豊饒にあずかったことでしょう。
今年も小林壹男さんの水田は豊かな実りの風景です。妻・敏さんと手間がかかる「はぜかけ米」にこだわり、手をかけ心傾けて米づくりと向き合っています。
平成24年9月17日掲載
長野市若穂綿内。ぶどうの出荷はいまが盛ん。若穂を管内とするJAグリーン長野の今期のぶどう出荷量のうち、千曲川右岸にひろがる若穂地区だけでその6割を占めている。今期の出荷は4キロ入りケースで約14万ケースを見込んでいる。
町田ハナ子さんは毎日早朝から収穫と出荷に追われている。いまは2反歩で栽培している「シャインマスカット」が最盛期を迎えている。黄緑色の房が上品で、種無しで皮ごと食べることができる。丁寧にかぶせた袋をほどいて房の成長をのぞいてみるのが町田さんの楽しみ。
「ぶどう作りは毎年、毎回、挑戦の連続です。挑むことが好きな私にはぴったり。なかでもシャインマスカットは美的センスを求めてくる品種です。そこも大好きです。」と町田さんは嬉しそうだ。
平成24年9月10日掲載
長野市若穂綿内。西、北方向にひろがるゆるやかな斜面でぶどうの栽培がおこなわれています。
岡部可孝さんは1949年生まれ。2年前の退職と同時にぶどう栽培に本格的に取組みはじめました。いまは妻と二人で6反歩のぶどうを作っていて、JAグリーン長野ぶどう部会若穂支部副支部長をつとめています。種なしの巨峰をはじめとしてロザリオビアンコ、シャインマスカットなどを栽培しています。
若穂地区のぶどうはJAグリーン長野の出荷量の半分以上をしめています。最近では20代の若い人たちがぶどう栽培に取り組み始めています。ぶどうの収穫は10月中旬まで続き、関東、中京、関西方面に出荷されます。
平成24年9月3日掲載
長野市豊野町。果樹栽培が盛んな土地柄です。竹ノ内英文さんは昭和39年生まれ。会社を4年前に早期退職して両親のあとをついで就農しました。毎日、りんご栽培に心血をそそいでいます。妻と両親と取り組むりんご栽培は1町6反。秋映、シナノスイート、シナノゴールド、紅玉、ふじ、そして今が収穫最盛期の、つがるをつくっています。
いいものを作って両親がやって来た農業をしっかり継いで行きたい。そして、儲かる農業をめざしたい、お客様によろこんでもらえるりんご作りはもちろん、経営的にもやりがいのある環境をめざしています。
後に続く人たちにも勇気をもって夢を抱いて農業に取り組んでほしいとエールをおくっています。
平成24年8月27日掲載
長野市川中島。長野新幹線のすぐわきにある桃畑では、いま、川中島白桃が収穫の最盛期を迎えています。どの木でも色程よくすこやかに生育した桃がピンクに輝き、夏の涼風にゆれています。
杉山一男さんは早期退職して妻と二人で「川中島白桃」に精魂を傾けています。「川中島白桃」は先人が残してくれたかけがえのない財産。川中島の桃農家は丹精に誠実に桃作りと向き合って超一流のブランドに育て上げました。杉山さんの風貌に「川中島白桃」をつくる農家の誇りがきざまれているようです。
「川中島白桃」生誕地に生きる人だけが持ち得る自信あふれる輝きです。
平成24年8月20日掲載
長野市松代町。この地に「豊栄野菜生産組合」が誕生したのは、いまから4年前の平成20年。定年退職者を中心にした30人によって立ち上げられました。そのときのキャッチフレーズが「年金プラス農業収入で100万円」。野菜の生産によって村の農地を守り、地域の振興をはかろうとしています。
野菜はナス、たまねぎ、じゃがいも、かぼちゃの契約栽培をすすめています。特にナスは4000本の契約栽培をおこなっています。4年間で1500万円の売り上げがありました。栽培地の標高が450m。それによる昼夜の温度差が良質な野菜を生み出しています。
組合では、これから、ますますの生産拡大を計画しています。