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アグリシップ AgriShip 農の船

ここから 農の船を漕ぎ出そう!

大地を耕し、自然の力をいただき、命をはぐくんできた人類。
祭り、祈り、感謝、喜び……日本人の営みの根幹には、いつも「農」の思想がありました。
そして、いま最も大切にしたい未来のための思想でもあります。

「農」は、命を育み、命をいただく、命の連環です。
「農」は、自然と共存する持続可能な営みです。
「農」は、高齢者の経験と知恵に学ぶ未来学です。
「農」は、健康と豊かさの原点です。

私たちは、「農」の思想をまん中に据えて、さまざま人と物がつながりあいながら、誰もが豊かに輝ける新しいネットワークを考えていきたいと思います。
農村の豊かさ、美しさ、可能性を掘り起こしながら、高齢者と若者たち、都市と農村、現在と未来を結びたい。
AgriShip(アグリシップ)は「農の船」。
生産者、消費者の枠を飛び越えて、ともに未来の海原へ船を漕ぎ出します。

アグリシップ役員

会 長

寺島 純子

副会長

吉池 きぬ枝

事務局長(会計)

河野 ます美

幹 事

中澤 弥子、宮島 陽子、江守 健治

監 事

堀越 倫世

顧 問

高野 豊

公 社

清水 貢、東方 今佐雄、中村 泰彦

クルー募集

AgriShipでは、随時クルーを募集しております。
趣旨にご賛同頂けた方のご参加を、心からお待ちしております。入会申し込みは、アグリシップまで。

AgriShip事務局

有限会社オフィスエム
〒380-0821 長野市上千歳町1137-2 アイビーハウス2F
TEL 026-219-2470 FAX 026-219-2472


アグリシップの活動

信更地区キラリ信更ぶどう畑の視察 2015年8月20日

キラリ信更社長、柴田優伸さんの案内で、栽培指導顧問の佐藤宗一さんと農業公社清水専務理事はじめ職員の皆様と共に、アグリシップ会長寺島純子と役員が、現在のぶどう畑の状況を視察。その後、顧問(農業公社 アドバイザー)の高野豊マスターソムリエも交えて、今後の課題等を話し合う勉強会を行いました。

ワイン葡萄しんこう会・アグリシップ合同総会 2016年2月18日

JA会館2F(2A)にて、「ワイン葡萄しんこう会・アグリシップ合同総会」が開催され、アグリシップ規約、事業計画が承認されました。いよいよ本格始動です。

裾花ていばん家「味噌漬けシリーズ」完成発表会 2016年3月16日

裾花ていばん家「味噌漬けシリーズ」完成発表会にアグリシップ会長寺島純子と役員が参加。裾花ていばん家より、ロゴマーク、商品についての説明がなされた後、味噌漬けの試食が行われました。今後、信更地区のぶどう栽培と共に、ていばん家の味噌漬けが広く愛される商品になるよう、アグリシップとしても応援していく予定です。

信更小学校開校記念 1/2成人式 2016年6月13日

他の中山間地域同様、長野市信更町の信田小学校、更府小学校においても児童数の減少が進み、複式学級設置基準に達する学年も出てきました。地区内の小学校を存続させるため、平成28年4月両校は統合され、全校児童数42人の(平成28年4月1日現在)信更小学校が誕生しました。

6月13日、信更小学校開校記念・1/2成人式の行事として、今年10歳になる4年生全員(男子6名と女子2名)が、ワイン用葡萄の苗木を手作業で植え付けました。“10年後の成人式で、植樹した葡萄で造ったワインで乾杯しよう”という行事です。信更町の「ワイン葡萄しんこう会」のメンバーの方々と共に、アグリシップ会長 寺島純子、副会長 吉池きぬ枝、事務局長 河野ます美の3人も、ワクワクした気持ちで参加させていただきました。

あいにくの雨模様でしたが、『子どもたちに故郷への思いをいつまでも持っていて欲しい』という想いを形にしたこの企画に、多くのテレビ局やラジオ局も取材に来てくれました。

ところが、手違いで苗木が届かず、なかなか作業に取り掛かれませんでした。
苗木の到着を待つ間、子どもたちは、植樹の仕方をクイズ形式の紙芝居で勉強したり、アグリシップ寺島純子会長による鼻笛の伴奏で、唱歌『ふるさと』を歌ったりして楽しく過ごしました。
思わぬハプニングに大人たちは肝を冷やしましたが、そのおかげで、苗木が到着した時には、朝から降り続いていた雨も止み、子どもたちは濡れずに定植作業を行うことができました。かえってラッキーだったかもしれません。

この日の記念として、子どもたち一人一人に木のプレートがプレゼントされ、大人になった自分に向けたメッセージをいれたペットボトルが、植樹した苗木に括り付けられました。10年後の成人式で、ワインで乾杯しながら、そのメッセージを読み合う計画だそうです。
夢いっぱいのこの企画を成功させるためにも、この葡萄がしっかり育ち、美味しいワインになってくれよう、アグリシップとしてもお手伝いしていきたいと考えています。


信更地区キラリ信更 ワイン用ぶどう苗木の定植 2016年6月18日

信更町宮平地区にある80haの畑に、約200本のワイン用ぶどう苗木を定植する作業の最終日、寺島会長はじめ、8名のアグリシップ会員が、キラリ信更の方々のご指導のもと、お手伝いをしてきました。

当日は天候にも恵まれ、絶好の畑仕事日和。
定植用にあけられた穴にたっぷりの水を注ぎ、スコップをぐるぐる回して、土を柔らかい泥状にします。そこに苗木をそっと差し込めば完了。本数を重ねていくうちに、次第に手際も良くなり、横一列に並び次々と苗木を植えていきました。午前9時から始まった作業もお昼前には全て完了し、広々とした畑一面に、無事苗木は植えられました。

お昼ご飯は、キラリ信更の柴田優伸社長の奥様、千恵子さん手作りの筍ご飯と筍汁をごちそうになりました。季節感満載の長野の食、その美味しさに疲れも吹き飛びました。
柴田社長と寺島会長の鼻笛演奏も披露され、数年後、誕生する信更ワインに想いを馳せながら楽しいひと時を過ごしました。