[平成31年4月10日]
「さといも善光寺」の普及を進めている「さといも善光寺」里帰りを進める会は4月10日長野市で会員38人が参加して総会を開催し、今年度の取り組みをスタートしました。
今年は会で種芋およそ350キロを購入、会員それぞれで保存してきた種芋を合わせ500キロほどの植え付けをすることにしています。順調に生育すれば秋には1トンを越す収穫が見込まれます。
また、ブランド価値を高めるために品質の管理に力を入れていくことも確認しました。善財会長は「『さといも善光寺』の種をしっかり保存するため他のサトイモと混ざらないよう細心の注意を払って栽培してほしい」と呼びかけました。
この日は総会に先立って「NAGANO農と食の会」の吉田太郎さんが「環境を守り、健康を実現するカギは野菜にあり」の演題で講演を行いました。この中で吉田さんはさといもは高血圧やむくみの解消に役立つ、ぬめりは脳の活性化などに効くなど、サトイモの健康効果について紹介しました。
会では4月20日に会員対象に、ほ場で栽培講習を行い、7月には栽培管理、10月の収穫時には「目ぞろい会」を開くことにしています。