農は人にあり

芋井産のりんごを使ったアップルパイ 高橋 三貴子さん Vol.680

令和4年1月3日掲載

「毎年、10月中頃を過ぎるとお客様からアップルパイはまだですかと問い合わせをいただきます。

りんご「紅玉」は20年以上前から芋井の農家さんのお世話になっています。りんご畑はとても急斜面で、栽培にご苦労されていると思います。そしてここの「紅玉」は実に蜜がたっぷり入っています。栽培してくださるご夫婦の苦労に感謝して、美味しいアップルパイを作ろうと頑張っています。

「アップルパイありますか」と食べに来てくださるお客様が多くてありがたいです。」

長いも栽培 山崎 善文さん、純子さん Vol.679

令和3年12月20日掲載

長野市松代町岩野の山崎善文さんは長いもを栽培して40年以上になります。

「今年の長いもはやや小ぶりですが、松代伝統の味に変わりはありませんので、皆さまに良質な長いもを提供できると思います。

油圧ショベルのバックフォーを使って掘るようになってからは妻がオペレーターをやってくれるので助かります。手で掘っていた頃は冬の寒さで土が固くなり大変でした。

松代産の長いもは人気があります。甘くて美味しいし、栄養があるので健康のためにも食べてください。」

とうふ製造 町田 幸成さん Vol.678

令和3年12月6日掲載

「アルバイトで豆腐展で働いた時に、大豆と水とニガリの3つの要素だけで美味しい豆腐が出来ることを経験したことがきっかけで、自分で作った豆腐を売りたいと思いいまの店を開きました。

大豆は市内の平成農園が栽培する「ひとりむすめ」を使っています。甘みの強いのが特徴です。自分の腕を磨きより健康的で美味しい豆腐を作り上げたいです。」

ソルガム栽培・民泊 スミス 陽子さん Vol.677

令和3年11月22日掲載

「長野市七二会で暮らして22年になります。今、古民家の一棟貸をしています。また、畑で育てたソルガムなでを調理して提供する予約制のカフェをやっています。そして、陶芸家で夫の作品を販売しています。

ソルガム料理ではソルガムバーグが気に入っています。炊いたソルガムをハンバーグのようにしてつくると、とっても食べ応えがあり満足感が高いです。」

さといも善光寺 神保 義千代さん Vol.676

令和3年11月8日掲載

長野市中越の神保義千代さん(85)は「さといも善光寺」をつくっています。

「新聞でさといも善光寺を知り、興味があったので、アグリながぬまへ芋を買いに行きました。食べてみて、とても美味しかったです。

私もぜひつくってみたいと思い、さといも善光寺の会に入り、種芋を3キログラム買って植えてみました。3日に一度の水やりを欠かしませんでした。まあまあの出来じゃないかと思っています。」

りんご栽培 坂爪 敏彦さん Vol.675

令和3年10月25日掲載

私は年齢が50代の半ばになります。残りの人生は20年として、その間にどう楽しく、元気に、良いものを作れるかということを考えていきたいと思っています。

今までは、広い面積で多くの収量をあげることを考えて来ましたが、今は、これから自分がいかにしたら、より充実した人生を過ごせるかという事を考える様になりました。

グリーンパワーながの Vol.674

令和3年10月11日掲載

地域の高齢化にともない農作業がたいへんになってきています。

生まれ育った大岡のために微力ながらも一所懸命やっていきたいと15人で組織を立ち上げました。法人化に向けての検討もしています。

今日は天気がよくわきあいあいと怪我のないよう作業をしています。

澤光青果 長野店 笹岡 信明 店長 Vol.673

令和3年9月27日掲載

2015年、北陸新幹線開業に合わせて、長野駅善光寺口一帯が整備されました。それ以来、MIDORIマルシェ1階で営業しています。

「ながのいのち」の商品を多く販売してます。来年には善光寺御開帳が開かれますので、生産者にはそれに合わせた商品開発を期待しています。

自分の商品が長野市の玄関口で販売されていることに誇りをもっていただきたい。そして自らのPRポイントにしていただければ良いと思います。

戸隠竹細工 井上 栄一さん Vol.672

令和3年9月13日掲載

戸隠の竹細工は生活の中にある文化です。戸隠の自然、暮らしから生まれたものです。

私はそういうものを残したいし、そして、満足のいくものを作りたい。自分が戸隠で生きた証を残したい。

戸隠の風土で竹細工が、これからもずっと残って行ってほしい。

シャインマスカット栽培 窪田 昌博さん Vol.671

令和3年8月30日掲載

窪田昌博さんは長野市松代町でぶどうを栽培しています。

「父にすすめられて3年前からぶどう栽培を始めました。幸いにも地主さんから資材、機械、さらには収穫できる成木を貸していただき1年目から研修を実践できることができました。幸運でした。

何事も同じだと思いますが、作業を一日休むと木の状態が変わってしまい、その都度反省しています。毎日がとても大切と実感しています。

単価の高い優れたぶどうをつくって収益を上げていきたいと思います。」

アスター栽培 中村 元信・久子さん Vol.670

令和3年8月16日掲載

中村元信・久子さんはアスターを栽培しています。

「本来はりんご栽培ですが、2019年の台風19号により大きな被害にあい、このあたりも水没して収穫はできませんでした。花栽培も10年ほど前からやっていて、これからどうしようと考えましたが、人生の楽しみとしてアスターの栽培をはじめました。

すべて「JAながの アグリながぬま」に出荷しています。
お盆用に使っていただこうと二人で一生懸命栽培しました。お客様が待っていてくださると思うと本当に楽しみです。二人でこころひとつにして育てました。」

プルーン栽培 小林 美知世さん Vol.669

令和3年8月2日掲載

長野若穂綿内の小林美知世さんはプルーンを栽培しています。

「プルーンの良いところは果実が小さく、りんごなどと比べて重くもなく女性にも向いていると思います。また、作業も桃などのような袋掛けが無いので楽だと思います。

若い頃は農業は好きではありませんでした。しかし、いまは土とともに仕事ができることに喜びを感じています。近い将来、主人が定年を迎えるので、先代が守ってきた畑をいっしょに耕し続けて行きたいです。そして、より収入が得られるようになれば良いなと思っています。」

NPO法人 信州・川中島平ファクトリー 専務理事 宮崎 由紀美さん Vol.668

令和3年7月19日掲載

宮崎由紀美さんはNPO法人専務理事として活動しています。

「長野市川中島は「川中島白桃」の発祥の地であり大切な地域資源だとおもっているのですが、それが全県的なとらえ方をされたりして、全国的には地域のブランドとして知名度があがっていないことに危機感を持ちました。

また、農業の高齢化、宅地化がすすんでいるなかで、自分たちの力でお金や知恵を出し合って地域を守っていこうと思います。」

ブルーベリー栽培 須田 泰弘さん Vol.667

令和3年7月5日掲載

長野市豊野の須田泰弘さんはブルーベリーを栽培しています。

「農業の主な栽培品目はりんご、ぶどう、ブルーベリーなどです。いまは2日に一度、ブルーベリーを収穫しています。この畑には約40本のブルーベリーを植えてあります。全部を一度に収穫できるわけではなく、黒いものを摘んでとるので、最盛期には妻と2人で3時間ほどかかります。

主に、農協とケーキ屋さんに出荷しています。子どもや友人に分けてあげると喜んでもらえるのが嬉しいです。日頃、仕事で無理をかけている妻には感謝しています。」

田舎カフェ 上原 恵美子さん Vol.666

令和3年6月21日掲載

上原恵美子さんは中条地区で「田舎カフェ」を営んでいます。

「開店して今年で6年目です。もともと私の生家でしたが両親がいなくなったあと空き家になっていました。まわりの景色が素晴らしいので、ぜひこれを自慢したくてお店を始めました。

お店では、おぶっこやおやきを出しています。おぶっこは幼い子ども連れの若いお母さんたちに人気です。お客様に支えられて、ここで仕事ができる幸せを感じています。」

花卉栽培 近藤 利之さん Vol.665

令和3年6月7日掲載

長野市篠ノ井の近藤利之さんはハイブリットスターチスを栽培しています。

「去年からハイブリットスターチスを栽培しています。5月下旬から出荷が始まり、関東、関西方面の市場に出しています。

この花はまだ世にでて日が浅いので、商品として仕上げるのがなかなか大変でした。作った花が信用してもらえる生産者になりたいです。努力します。」

トマト栽培 関川農園 関川 晃さん Vol.664

令和3年5月24日掲載

「12年前に農業を始めました。当初は知名度がなくなかなか売れませんでした。そこで付加価値をつけようとまずエコファーマー制度を取り入れました。

次に、信州の環境に優しい農産物認証制度に登録しました。また、クロマルハナバチを使って受粉させています。これによりトマトに酸味がでるようになりました。

トマトには酸味、甘味、うまみの3つの要素が大事と言われています。「やみつきになるトマト」づくりを目指しています。」

道の駅 信州新町 小林 久一さん Vol.663

令和3年5月10日掲載

「3月21日から国道19号が工事のため全面通行止めとなり、やむなく臨時店舗を大安寺橋の近くに出しました。おかげさまで多くのお客様にご来店いただきました。そして、4月29日から国道の片側通行ができるようになり、本店にお客様が来ていたでけるようになりました。

今は、旬の山菜がたくさんならんでいます。ジビエやジンギスカンもあります。ぜひ、ご来店ください。」

道の駅 中条 石田 光弘さん Vol.662

令和3年4月26日掲載

「道の駅・中条は4月10日にリニューアルオープンしました。売り場を一括にしてお客様がより買い物がしやすいように品揃えも豊富にしています。

レストランはジビエのメニューを増やしました。地元の野菜を取り揃え、広場には新しい遊具を設置しました。

中条の新鮮な野菜と北アルプスの景色が皆様のお越しをお待ちしています。」

ワイン用ブドウ栽培 松本 大輝・衣里子さん Vol.661

令和3年4月12日掲載

長野市信州新町の松本大輝・衣里子さんは去年からワイン用ブドウを栽培しています。

「今年で栽培面積は1.5ヘクタールになります。今、苗の定植をしていて、これから4600本程を定植する予定です。

将来は信州新町にワイナリーを構え、町の名物であるジンギスカンなど地元の食文化にあうワインを作り、地元の人に、ここを訪れた人に楽しんでいただけるようなワインを作るのが私たちの目標です。」

長野市農家民泊予約センター 橋本 太郎さん Vol.660

令和3年3月29日掲載

「長野市の8つの地域で『長野市子ども夢学校』を実施しています。そこでは都市部からの学生の修学旅行に、農作業をはじめとした民家体験を提供しています。「長野市農家民泊予約センター」はその予約管理等の窓口業務を行っています。

受け入れ家庭の高齢化に伴い、地区をまたいだ協力体制が必要になってきています。今後はさらに受け入れ地域の拡大を図り地域貢献をしていきます。」

A・コープファーマーズ南長野店 天野 裕史さん Vol.659

令和3年3月15日掲載

「生産者直売コーナーに毎日、生産者の方が畑から直接、新鮮な野菜や果物をたくさん納入してくれます。

私どもがお客様と生産者のかけ橋となって、生産者にとっても、日々売れる場所となり期待をしてもらい、お客様からもいろいろな種類の新鮮な野菜や果物を買うことができると喜ばれています。」

ふきったま 清水 政行さん Vol.658

令和3年3月1日掲載

「春が近くなると、ふきったまを楽しみにしている人がいると思い、年明けから出荷しています。ふきみそがいい味ですよね。これをあてにしている人がいるんですね。

雪がとけた合間にとっています。今年72才になり体力は落ちてきていますが、あせらずぼちぼちと農業やっています。できれば、もう少しの間体力を保って、皆さんに農産物を届けたいです。」

有限会社まごころ・ふれあい農園 荒瀬 梨奈さん Vol.657

令和3年2月15日掲載

「私は”笑顔の農業”を目指していきます。まず自分が笑顔で農業をすること、純粋に農業を楽しんでいきます。

そして、自分の家族やまわりの人たちも笑顔になっていき、そうして作った野菜を通してお客様にも笑顔が伝わっていくことできれば嬉しいです。」

信州わかほジビエ 代表 越前屋 圭司さん、長野市地域おこし協力隊 小野寺 可菜子さん Vol.656

令和3年2月1日掲載

「平成29年に川崎からこちらに来ました。若穂地区でジビエの加工施設の運営と有害鳥獣捕獲の仕事をしています。

この地区はりんごの栽培が盛んです。いまの時期はシカによる被害が多く出ています。ワナを使って捕獲しています。そしてジビエとして利活用しています。食材として非常に美味しい肉ですので、それらを販売して地元特産品として根付きつつあります。」

農産物直売所「アグリながぬま」 田中 浩介さん Vol.655

令和3年1月18日掲載

「お客様にとっては何でも揃うのがいちばんですが、栽培者にとっては冬場は作られるものが限られてしまいます。ここに来れば新鮮な野菜・果物が手に入る安心感と日常生活にとって必須になる品揃えを心がけて行きます。

農家の皆さんにもお客様の信頼を得る栽培と責任ある出荷をお願いしていきます。」

森のくまさん 西田 靖・視己子さん Vol.654

令和3年1月4日掲載

西田靖・視己子さん夫婦はキッチンカーで長野の食材をつかったおいしい商品を販売しています。

「新しく2台目のキッチンカーになりました。いままでのものより大きくなったので、いろいろなものを扱えるようになりました。地元の野菜をふんだんに使った料理を提供していきたいと考えています。

このたび野菜の旨味たっぷりなコンソメスープとジビエの商品を始めました。キッチンカーで信州の美味しいものをいっぱい届けたいです。今年は美味しいものをたくさん食べて思いっきり元気になってほしいです。」

JAながの長野平フルーツセンター 田中 和彦さん Vol.653

令和2年12月21日掲載

「こちらでは、1日5,000ケースの出荷を目指して選果作業を行っています。主な出荷先は東京、関西方面が中心です。

毎年のような気候変動の中、農家が1年間苦労して栽培されているリンゴを一つ一つ大事に扱わさせていただいております。長野県産の果物をよろしくお願いします。」

(株)タカ商 髙橋 和夫さん Vol.652

令和2年12月7日掲載

(株)タカ商(Foods Meeting)は業務用のレトルト食品を製造しています。

「私どもは小ロットでも製造しているので小さな商店からも製造依頼がきます。中条、信州新町、大岡の道の駅と共同で、いのししを使ったカレーを開発しました。味の評判も上々です。

また、ジビエは低カロリーで栄養素も豊富です。長野市の「いのししカレー」を全国に広めていきたいと考えています。」

リンゴ栽培 古川 悠太さん Vol.651

令和2年11月23日掲載

古川悠太さん(30)は長野市芋井でりんごを栽培しています。

「生まれは埼玉県です。6年前に長野市地域おこし協力隊に応募して来ました。その期間中に地元の農家からりんご栽培の技術を教えてもらいました。そして空いている農地を引き継いでりんご農家として経営を始めて3年目です。

目標は栽培面積を1haの規模を実現したい事と、栽培品種を多様化して、長い期間販売できる品種の構成を目指しています。」

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