平成24年8月13日掲載
長野市農業委員会・中部調査会の西澤修一さん、小山英壽さん、栁澤昭夫さん、宮本正一さん、田口脩一さんは耕作放棄地を改善しようと土地を借受けて作物の栽培試験をおこなっています。カボチャ、サトイモ、サシミウリを栽培しデータを積み上げています。
サシミウリはメロンとシロウリから生まれたもので、柔らかい肉質から生食用として好まれています。また、栽培が比較的に容易なことから、将来は川中島の特産として育てあげたいと力をいれています。
川中島地区住民自治協議会の地域振興部会は調理法を考案し、それを多くの住民に知らしめ、特産化をすすめています。
平成24年8月6日掲載
長野市大岡地区では七軒の農家がりんどうの栽培にはげんでいます。年間にして大岡地区全体でおよそ10万本のりんどうが生産され出荷されています。中山間地域のわずかな面積でも耕作ができ、また収益向上が望めるということで10年前に栽培がはじまりました。
季節の仏花として欠かすことができないりんどうはお盆をむかえる直前のいまが旬。導入初期からりんどう栽培に取り組んでいる山崎さんは毎日早朝から収穫に追われています。
大岡地区は標高が高く、その気温の寒暖差がりんどうに鮮やかな色彩をつけます。山崎さんの多忙な一日はもう少しだけ続きます。
平成24年7月30日掲載
長野市芋井の大宮喜八郎さんは奥さんと二人で農業に取り組んでいます。水田1反歩、ミニトマト800本、ピーマン300本、とうもろこし3000本、そしてエンドウとカボチャ。
とうもろこしの旬はあっというまに過ぎていくそうです。収穫はいつも朝飯前、まだ露のあるうちに穫るのがお客様に美味しく食べてもらうためのズクだそうです。「太陽さんがすっかり上がってから穫っている人もいるがお客さんが気の毒だ」。
大宮さんは5人家族。また、長野市子ども夢学校の修学旅行生の民泊にも積極的に参加していて、芋井で暮らす郷土の誇りと生きがいを都会の子どもたちに伝えています。「農業をやっていると毎日が丈夫でいられる、それがなにより」と笑顔で語る大宮さんはますます元気です。
平成24年7月23日掲載
長野市篠ノ井小松原。りんごの大産地です。いまはすっかり少なくなってしまった「祝」を生産している数少ない産地です。「祝」は夏の到来を告げるりんごです。
共和地区ではかつては10キロ詰で7万箱の「祝」を栽培していました。「祝」は昔から、夏の盆行事用に重宝されていて7月中旬から収穫が始まり、関東地方に出荷されています。そして8月旧盆にあわせて8月上旬まで収穫が続きます。
「祝」の美味しい食べ方は皮をむいて冷やした食塩水に浮かせると一段と風味が増します。共和園芸農業協同組合はネット販売で全国に発送しています。
平成24年7月16日掲載
千曲川左岸の長野市屋島。福田喜美人さんは妻とふたりで、りんご4.5反歩、モモとネクタリンを3反歩、きゅうりは1.5反歩、ほかにトマトと丸なすを栽培しています。
農業委員の経験もあり農業をひとすじに励んできました。だからこそ「若い人はとかく農業じゃ食べていけないと敬遠するが、やりようによっては十分やっていける、だからぜひ農業に取り組んでほしい」と熱く語ります。
畑では露地栽培のきゅうりは今が旬。成長のはやいきゅうりに追いかけられるようにして毎日の収穫が日課です。福田さんが栽培した新鮮な野菜は長野市長沼の「アグリながぬま」で販売しています。その朝に穫れたものだけを販売しているので安心です。そして美味いと評判です。本格的な夏を迎えてますます福田さんの仕事が忙しくなります。
平成24年7月9日掲載
長野市松代町東条はあんずの産地です。今年も春のおだやかな花がゆたかな実りとなりました。かつては養蚕が盛んな土地でした。50年ほどまえに桑の木にかえて植えたあんずは松代町を中心に千曲川沿いの18ヘクタールで栽培されていて、およそ300戸の農家で300トン、1億3千万円の収穫があります。
中澤修さんはこの東条の土地でうまれて17代目。先祖から引き継いだ土地を守っています。農業は勤勉な父親の姿を見ておぼえました。毎年、このあんずを楽しみにしてくれているファンが全国にいます。
収穫は7月いっぱいにかかり、松代地区住民自治協議会主催の直売会が開かれます。
平成24年7月2日掲載
「ハチク」は「小梅」とならんで長野市信州新町の特産です。西山淡竹会(古山芳明会長)は信州新町、中条、小川村などで収穫できる「淡竹」を商品化して西山ブランドにしたいと計画しています。およそ80人の生産者が収穫したばかりのハチクを集荷所に持ち込みます。会では1キロを150円で現金買い取りします。
ハチクはアクが比較的少ないのでお湯で茹でて水にさらすだけで食べられます。また、そのまま焼いて味噌をつけていただくのも野趣豊かで、季節感満点の風味があります。
最近では市内の学校給食にも利用されています。子どもたちが食材の地産地消を学び、地域の暮らしにふれる良い機会となっています。
平成24年6月25日掲載
長野市信州新町は小梅が特産です。一般的には竜峡小梅と呼ばれています。長野県は小梅の生産では全国第一位で、特に信州新町は県北部のいちばんの生産地です。
小梅の収穫作業は大胆です。畑一面にネットを敷き、特殊な機械で枝をゆすり、その振動で実を落します。それを一つずつ拾いゴミを分けてコンテナにつめて出荷します。なかなか手間暇かかる重労働です。
小梅は山梨県や神奈川県などに加工用として出荷されていきます。中村光雄さんら生産者は高齢化しています。産地維持のためにさらなる市場開拓など地域が一体となった総力が試されようとしています。
平成24年6月18日掲載
長野市若穂。保科地区の遊休農地を活用して元気のある郷土をつくろうと、JAグリーン長野若穂女性部ふれあい市の女性たちがたちあがり、ふれあい実験農場をひらいて地元の指導者の力も借りてワラビとそばの栽培をはじめました。いまは7人が試行錯誤を経験しながら、ジャガイモ、ネギ、野沢菜などの栽培にも取り組んでいます。ご主人たちのサポートもあり、お互いに支えあい、励まし合って毎日農業と向き合っています。
いまはワラビが旬。2~3日おきに声をかけあい集まって収穫しています。収穫したワラビは綿内の湯~ぱれあ直売所やトイーゴの火曜市で販売しています。
(左から上沢之子さん、西沢厚子さん、園池玲子さん、峯村宏子さん、峯村栄子さん)
平成24年6月11日掲載
長野市松代。五明正博さんは今年からズッキーニの栽培に挑戦しています。経営するビックファーム長野は創立10年。創立当時は果樹栽培が中心でしたが、いまは野菜を中心に生産していて首都圏にむけて販売しています。
今年からはじめたズッキーニは3反歩で栽培しています。農業用ハウス内での育成で手がかからず、病気の心配が比較的無いのが安心要素です。育ちが早く、早朝の収穫が終わって数時間がたつと、とり残したズッキーニが見違えるほど大きくなり、毎日収穫に追われています。
6月末までズッキーニを収穫した後は本業のトマト栽培に切り替えます。