平成24年10月22日掲載
シナノゴールドが旬をむかえています。シナノゴールドは長野県果樹試験場でゴールデンデリシャスと千秋を親にして1983年に誕生した品種です。1999年に品種登録されました。果肉は黄色で香りがよく多汁で口あたりは抜群。長野県がイタリアの法人と栽培契約をすすめていてイタリアでシナノゴールドが栽培される日も近いといわれています。私たちはリンゴは赤いものという先入観がありますが、信州で生まれた黄色のリンゴが海外の人たちの人気になることを期待いたしましょう。
市内の共和園芸農業協同組合では「安心・安全な果物づくり!をモットーに共和の美味しいりんごの香りを全国の皆様へ」を合言葉に「りんご通販」を行っています。秋映、シナノスイート、シナノゴールド「りんご三兄弟」も勢揃い。ぜひ、「共和のりんご」を味わってみてください。
http://www.applekyowa.com 電話:026-292-1300
平成24年10月15日掲載
「拝啓 そば通殿 豊かな自然のふところに抱かれた信州戸隠。戸隠連峰からの冷風が吹きおろす標高千メートルの高原。深い霧の中、時折照らす太陽の光の中で「霧下そば」は育ちます。きびしい自然が育んだ恵みの味「霧下そば」を人々は古来よりこだわり続け、親しんできました。以来、霧下そばは職人たちの伝承の技によって、戸隠そばとして受け継がれています。戸隠そば職人の一人、私の手打ちそばをご賞味ください。敬具 戸隠手打ち蕎麦 山口茂」
[問合せ:戸隠手打ち蕎麦 華蕎 tel.026-254-3736]
平成24年10月8日掲載
長野市篠ノ井山布施。国道19号から信里にはいった犀川沿いに酒井照子さんが毎年この時期を楽しみにしている栗畑があります。実り時に自ら枝から離れ地表に落ちて拾ってもらうのを待っている栗。「落ちましたよ」という声が聞こえてきそうな栗の気持ちが大好きという酒井さん。そして毎朝、落ちているかなとワクワクとして栗畑を訪れるとかならず落ちていてくれる栗が愛おしくなるそうです。
「栗はクルミにつぐ堅果類で、1974年、昭和49年の長野県下の作付面積は345ha、生産量は450t」と記録されています。近在では小布施町の栗栽培は良質で、ようかんや栗かのこの原料に用いられています。労働力をあまり要しない省力果樹としてさかんに栽培された時期もあったようです。
平成24年10月1日掲載
長野市赤田。大矢康雄さんは定年退職後、両親が続けてきたりんご生産を継いで6年目になります。会社員時代は海外赴任もあり、60アールのりんご畑は妻・ひろ子さんがしっかり守ってきました。
今は「シナノドルチェ」が収穫最盛期。「シナノドルチェ」は「ゴールデン・デリシャス」と「千秋」の交配によって県果樹試験場で誕生して平成17年に品種登録された県オリジナル品種です。シャキッとした歯ごたえが人気で年々生産面積も増えていて、このあたりでは約70戸の農家が生産しています。
また、大矢さんは3年前から、わい化栽培にもとりくみはじめました。上田方面まで見通せる広々とした風景に整然としたりんご畑がつながっています。
平成24年9月24日掲載
長野市大岡は米どころ。豊かで良質な水に恵まれた土地です。地区内の樋知大神社は農業開拓の守り神として地元の人々の篤い信仰を集めています。その社殿の裏にある小さな池はお種池とよばれています。昔、近在の村が干ばつにみまわれた時は村人が山奥のこの池に集まり、池の中心にある祠の廻りを手を合わせ素足で歩きまわり、恵の雨を乞い、一心に祈ったといわれています。そして、そのたびごとに願いはかない、村人は穀物の豊饒にあずかったことでしょう。
今年も小林壹男さんの水田は豊かな実りの風景です。妻・敏さんと手間がかかる「はぜかけ米」にこだわり、手をかけ心傾けて米づくりと向き合っています。
平成24年9月17日掲載
長野市若穂綿内。ぶどうの出荷はいまが盛ん。若穂を管内とするJAグリーン長野の今期のぶどう出荷量のうち、千曲川右岸にひろがる若穂地区だけでその6割を占めている。今期の出荷は4キロ入りケースで約14万ケースを見込んでいる。
町田ハナ子さんは毎日早朝から収穫と出荷に追われている。いまは2反歩で栽培している「シャインマスカット」が最盛期を迎えている。黄緑色の房が上品で、種無しで皮ごと食べることができる。丁寧にかぶせた袋をほどいて房の成長をのぞいてみるのが町田さんの楽しみ。
「ぶどう作りは毎年、毎回、挑戦の連続です。挑むことが好きな私にはぴったり。なかでもシャインマスカットは美的センスを求めてくる品種です。そこも大好きです。」と町田さんは嬉しそうだ。
平成24年9月10日掲載
長野市若穂綿内。西、北方向にひろがるゆるやかな斜面でぶどうの栽培がおこなわれています。
岡部可孝さんは1949年生まれ。2年前の退職と同時にぶどう栽培に本格的に取組みはじめました。いまは妻と二人で6反歩のぶどうを作っていて、JAグリーン長野ぶどう部会若穂支部副支部長をつとめています。種なしの巨峰をはじめとしてロザリオビアンコ、シャインマスカットなどを栽培しています。
若穂地区のぶどうはJAグリーン長野の出荷量の半分以上をしめています。最近では20代の若い人たちがぶどう栽培に取り組み始めています。ぶどうの収穫は10月中旬まで続き、関東、中京、関西方面に出荷されます。
平成24年9月3日掲載
長野市豊野町。果樹栽培が盛んな土地柄です。竹ノ内英文さんは昭和39年生まれ。会社を4年前に早期退職して両親のあとをついで就農しました。毎日、りんご栽培に心血をそそいでいます。妻と両親と取り組むりんご栽培は1町6反。秋映、シナノスイート、シナノゴールド、紅玉、ふじ、そして今が収穫最盛期の、つがるをつくっています。
いいものを作って両親がやって来た農業をしっかり継いで行きたい。そして、儲かる農業をめざしたい、お客様によろこんでもらえるりんご作りはもちろん、経営的にもやりがいのある環境をめざしています。
後に続く人たちにも勇気をもって夢を抱いて農業に取り組んでほしいとエールをおくっています。
平成24年8月27日掲載
長野市川中島。長野新幹線のすぐわきにある桃畑では、いま、川中島白桃が収穫の最盛期を迎えています。どの木でも色程よくすこやかに生育した桃がピンクに輝き、夏の涼風にゆれています。
杉山一男さんは早期退職して妻と二人で「川中島白桃」に精魂を傾けています。「川中島白桃」は先人が残してくれたかけがえのない財産。川中島の桃農家は丹精に誠実に桃作りと向き合って超一流のブランドに育て上げました。杉山さんの風貌に「川中島白桃」をつくる農家の誇りがきざまれているようです。
「川中島白桃」生誕地に生きる人だけが持ち得る自信あふれる輝きです。
平成24年8月20日掲載
長野市松代町。この地に「豊栄野菜生産組合」が誕生したのは、いまから4年前の平成20年。定年退職者を中心にした30人によって立ち上げられました。そのときのキャッチフレーズが「年金プラス農業収入で100万円」。野菜の生産によって村の農地を守り、地域の振興をはかろうとしています。
野菜はナス、たまねぎ、じゃがいも、かぼちゃの契約栽培をすすめています。特にナスは4000本の契約栽培をおこなっています。4年間で1500万円の売り上げがありました。栽培地の標高が450m。それによる昼夜の温度差が良質な野菜を生み出しています。
組合では、これから、ますますの生産拡大を計画しています。