長野市農業公社

農は人にあり

焼き菓子(うさぎ堂) 中村崇宏・恵子さん vol.267

平成25年3月11日掲載

長野市若穂保科。地元出身の中村崇宏さんと妻の恵子さんが営む「焼き菓子のうさぎ堂」。「安心で安全なお菓子を食べていただきたい」の思いから素材は地元、国産、無農薬なものを厳選してつかっているそうです。

「お母さんが子どもにつくるおやつ」がうさぎ堂の原点です。愛情がたっぷりと込められたお菓子。お母さんが子どものために手間ひま惜しまず作るように崇宏さんと恵子さんは一所懸命ひとつ一つのお菓子と向き合っています。

フィナンシェ、パウンドケーキ、クッキー、クラッカー、マドレーヌどれもがうさぎ堂の自慢のお菓子です。

エノキ茸 春日佳子さん vol.266

平成25年3月4日掲載

長野市北東部になる豊野町。春日佳子さんはこの町で生まれ、20才の時、この地で農業をやる決意をして、両親の仕事を引き継いで一生懸命、毎日全力でエノキダケと向き合ってきました。毎日こつこつと粘り強く愛情をこめてエノキダケを育てています。手をかけたエノキダケがお客さんに喜んでもらえるだろうか、農業者の誇りを日々の収穫にかけています。

キノコはつねに成長しているため1日として仕事を休んだり気を緩めることができません。「安心で安全で美味しいエノキダケをつくろう」。丹精こめてつくられたエノキダケに春日さんの希望がギュッと詰め込まれています。

春日さんのエノキダケは毎日、JAを通して消費者に届けられています。

ハウス苺 小林澄夫さん vol.265

平成25年2月25日掲載

国道18号沿いになある「アグリながぬま」は平成13年にオープンしていらい毎日多くのお客さまでにぎわう人気の農産物直売所です。その近くで小林澄夫さんがいちごを作り始めて10年になります。およそ1反歩の農業用ハウスで6000株のいちごが溶液栽培されています。室温はつねに25度から30度に保たれています。おおきなあかい実りがハウスいっぱいに甘い香りを満たします。

正月からいちご狩りも始まりました。新鮮ないちごが食べ放題とあって毎年人気です。今年も5月末までの開催が計画されています。

りんご剪定 福田喜美人さん vol.264

平成25年2月18日掲載

千曲川左岸の長野市屋島。福田喜美人さんは妻とふたりで、りんご4.5反歩、モモとネクタリンを3反歩、きゅうりは1.5反歩、ほかにトマトと丸なすを栽培しています。農業委員の経験もあり農業をひとすじに励んできました。

りんご作りの1年の始まりは剪定作業から始まります。剪定はりんごの品質や収穫量に影響をあたえる重要な作業です。どの枝を切って、どの枝を伸ばしていくか。そして、木の体力や健康状態や栄養状態を感じ取らなくてはなりません。剪定は「木と向き合って、木と会話をしながらするものだ」といわれています。

この時期はまだ肌寒い風が吹くりんご園。1本の木を剪定するのに半日がかり。1日2本を仕上げるのが精一杯です。

ころ柿 高木英夫・はる子さん vol.263

平成25年2月11日掲載

長野市信州新町は犀川沿いの山にはさまれた町です。昔から、その自然の気候をいかして干柿が作られてきました。

高木英夫(80)さん、はる子さん(81)も何十年と干柿作りを続けてきました。使う柿は「平核無柿(ひらたねなしがき)。種がない平べったい形をした柿です。「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど滋養豊かな果物とされている柿には様々な効能があるといわれています。高木さん夫婦は冬の陽が差し込む居間で仲良く向かい合い干柿をパックに詰めます。1パックに干柿を4~6個入れて210グラム程度にします。

高木さんの干柿はJAに出荷されて、素朴な季節の味を楽しみにしている人々の手元に届きます。

行者にんにく 原山隆司さん vol.262

平成25年2月4日掲載

長野市戸隠豊岡。雪深い里の農業用ハウスでギョウジャニンニクがすくすくと育っています。原山隆司さんは30年程前から趣味でギョウジャニンニクを育てはじめました。その面積は少しずつ増えて行き、4年前に退職する時には5反歩になっていました。原山さんは退職後はギョウジャニンニク栽培に打ち込み毎日の手入れをかかしません。いまは栽培面積は3倍に増えました。

ギョウジャニンニクは、まず4年間は苗床で育て、それを掘り起こして新たに畑に植え直して5年をかけて栽培します。出荷まで10年近く、毎日丹念に育てる日々が続きます。

アスパラガス(伏せ込栽培) 岸田光生さん vol.261

平成25年1月28日掲載

長野市篠ノ井。岸田光生さんは大学を卒業後、農業で生きることを決め、札幌市新篠津村の農業法人で4年間、有機野菜の生産を学んだあと、ふるさと長野にUターンして就農しました。長野市農業公社の斡旋で自宅周辺の遊休地を農地として確保しました。長野市農業公社が複数の地権者から農地を確保して岸田さんに貸し付けたものです。岸田さんはその農地で安全・安心な美味い有機野菜作りを計画しレタスや大豆をつくり出荷しました。現在はアスパラガスの伏せ込み栽培に取り組んでいます。

岸田さんは、こだわることができることを大事にして、地域の代表となれる農家になりたいと心に念じて農地に立っています。

きのこ (株)原生林 代表取締役 窪田晴久さん vol.260

平成25年1月21日掲載

なめこ・菌床椎茸・菌床生きくらげを生産する有限会社原生林は平成7年に長野市篠ノ井小松原に設立されました。現在は父親の後継として晴久さんが経営のトップに立ち、きのこ栽培に取り組んでいます。

いまの栽培本数は約26万本。菌床にはブナやナラ、サクラの広葉樹オガ粉を使い、栄養剤としてフスマやおから、大豆ミールを使用しています。培養温度を低温に落して、じっくり栽培して品質の向上をこころがけているそうです。

なめこはとれたてそのままを一株包装にしたノントレーなエコ商品「森のかぞく」が人気です。有限会社原生林のホームページを訪ねてみてください。

鬼無里のエゴマ 川浦長右エ門さん vol.259

平成25年1月14日掲載

長野市鬼無里。鬼無里では数年前から「えごま」の生産に力をいれています。地区の85%が山林で、高齢化率も高くなっています。鬼無里の人たちは遊休荒廃農地を活用してえごまを栽培し、将来はえごまを鬼無里のブランドにしようと考えています。えごまは昔から鬼無里の暮らしのなかにあって食用や油をとるためにもちいられてきました。

平成21年「ながのいのち推進協議会」のメンバーである「鬼無里手づくり味噌の会」と「有限会社戸崎」は「地産地消の時代の中でなにか信州長野のローカリティーあふれる素材をつかった新しい商品を開発したい」という強い思いから、みそラスクとえごまラスクを開発しました。

「鬼無里のえごま」は「鬼無里の乾燥野菜」とともに地域ブランドとして大きく飛躍していこうとしています。

漬物加工 芳川智恵さん vol.258

平成25年1月7日掲載

長野市の善光寺表参道にある「門前農館」は地元の女性のグループが運営している店舗です。

店にはおやきはもちろん旬の郷土食がずらりとならんでいます。どれも地元の野菜だけでつくった手づくりの商品です。おやきは「辛大根おやき」が特に人気です。大根の輪切りがまるごとはいった逸品です。そしてこのたび長年の夢であった漬物加工所がオープンしました。地元の野菜にこだわって、農家の母さんの知恵もいっしょにつけ込んだ漬け物が出来上がります。

「門前農館」は善光寺さんへの参拝のお休み処として観光客はもちろん地元の人たちから愛されています。