平成25年7月29日掲載
長野市安茂里。暑い日差しをあびて小菊が一気に成長しています。つぎつぎと花をつけています。
会社経営から農業に転じて6年の大井欣一さんが小菊栽培に取り組んでいます。小菊栽培は今年で2年目。2反4畝の圃場で10万本の小菊を栽培しています。5月に定植された小菊はお盆までが最盛期。大井さんは妻とパートさんと3人で毎朝4時半から作業を始め深夜にいたるまで出荷作業に追われています。大井さんが作る小菊の色は3色。赤色の「みちる」、黄色の「船路」と「金元宝」、白色の「はじめ」。それぞれ出荷規格の草丈65センチに揃えます。
「我が身のように心配してくれる仲間」に励まされて懸命に日々の仕事に打ち込んでいる大井さんです。
平成25年7月22日掲載
昭和24年より農業に従事し、昭和35年からキャベツの栽培をされている北澤茂さん。農業は天職であると仰います。
今の時期出荷されるキャベツは5月中旬から下旬に定植されたもので、品種と定植時期を変えて9月頃まで収穫されます。およそ5品種を栽培し、今年初めて試験的に栽培した「彩里」は耐病性にも優れています。今年は、各種平均して害虫も少なく良い出来です。長野市場への出荷が主で、一日あたりキャベツ8玉入りの段ボール箱を50箱位の出荷をします。
「この仕事は重労働だが気楽にできる。生涯現役で頑張りたい。また、農業がより元気になってもらえるような指導を望み、明るい農家を目指したい。」と笑顔で語って下さいました。
平成25年7月15日掲載
長野市大岡。専業農業に従事しておよそ10年の待井良秀さん。標高600m寒暖の差が野菜の甘みの元となるこの地で果菜類、葉菜類、稲などの栽培をしております。
ミニトマト「アイコ」の出荷が始まりました。「アイコ」の特徴は耐病性があり、甘みが強く、トマト臭さが少ないことです。特に、待井さんの栽培するものは、自然の湧水で育てられ、甘みが強いと地域でも好評です。7月中旬から10月下旬まで出荷されます。地元ではAコープファーマーズ南長野直売会で購入でき、1袋200g入りで150円からの販売価格となります。
現在はハウスで5棟、1200本ほどの栽培規模ですが、今後は自信をもってお勧めできるこのトマトを多くの方に食べていただけるように規模拡大をしていきたいとの事です。
平成25年7月8日掲載
長野市中条。耕作放棄地をなくそうと地道な活動をしている地元の有志が「すぐりの会」をつくり、スグリ栽培をはじめています。
6月27日、すぐり試験農園がオープンしました。農園地の確保に関しては当公社がお手伝いをさせていただきました。当日は地元のメディアがこぞって取材に来てくれました。スグリという目新しさもあったのでしょう。また、中条の人たちの情熱がメディアを動かしたのかもしれません。とまれ、「すぐりの会」の地道な努力が報道されたことはとても良かったです。
収穫したスグリから「すぐりフルーツソース」を作ります。オリンピック道路トンネル脇にある「むらの駅つくし」で販売し人気です。ことしは300本が目標です。「数に限りがあり売り切れの際はご容赦ください」。
平成25年7月1日掲載
長野市長沼。小島公一さんは父の仕事を継いでトルコギキョウの栽培に取り組んでいます。以前は一重で紫の花が主でしたが、いまは八重大輪で様々な色のトルコギキョウが出回っています。小島さんも毎年新しい品種に挑戦しています。
市場では冠婚葬祭用として需要があり、バラやカーネーションの市場を奪うくらい人気が出て来ているそうです。出荷時に丈が80センチくらいあると価格的に高評価されます。前の年の9月に播種、11月定植し5~6月に出荷するのが流れとなっています。
トルコギキョウは世界でも日本が一番良品質の生産が行われているそうです。小島さんは更に高品質な栽培を目指したいという高い目標をもっています。
平成25年6月24日掲載
長野市松代町東寺尾。榎本久子さんはおよそ10アールの畑で、たまねぎを栽培しています。品種は生で食べても辛みが少なく甘みが極めて強いといわれている”甘70″です。
「今年は5、6月の雨不足で大きくなれなかったのが残念ですが、わたしがつくったものを食べてもらえると考えるととてもうれしいし、それだけの努力もしているから、自信をもって送り出しています」と榎本さん。
この東寺尾は信濃の穀倉地帯といわれる善光寺平のまんなかで、千曲川が耕した豊かな土地です。とかく、野菜農家の高齢化でダイコン、ハクサイ、タマネギなど重たい野菜づくりが敬遠されていますが、榎本さんは地をはうようにして農業に取り組んでいます。
平成25年6月17日掲載
長野市信州新町。犀川沿いのこのあたりで小梅栽培が始まったのは昭和30年代。6月は小梅の収穫期です。長野県は小梅の生産量が全国第一位。信州新町だけでも最盛期には200トンの生産がありました。いまは、高齢化にともなって生産農家が減り150トン程になっています。
小梅栽培に取り組む「竹房ろうかく梅生産組合」の会員は10人。2ヘクタールを栽培していて今年は10トンの生産が見込まれています。
信州新町の小梅は粒ぞろいがいいのが特徴。ここの小梅は選果場でサイズ別に選別されて、大粒なものは家庭用として県内の市場に、加工用は県内はもとより小田原、名古屋などへ出荷されます。
平成25年6月10日掲載
長野市長沼。りんごの大産地です。塚田高雄さんは66才。りんごを100アール栽培しています。そして、平成12年からサクランボを栽培しています。「自分が食べたいから」というきっかけで始めたサクランボはいまでは20アール、およそ50本まで拡大しました。
塚田さんのサクランボハウスは観光用として一般に解放されます。こまめな温度管理と雨よけが行われた佐藤錦はその完熟度が日に日に進み6月15日から開園されます。入園料は30分食べ放題で2000円程だそうです。7月初旬まで楽しめます。
毎日手間を惜しまず一粒一粒に愛情をそそぐことを心がけているそうです。
平成25年6月3日掲載
長野市屋島。千曲川がつくる肥沃の地です。太田艶子さんは夫とともに300本以上のきゅうりを栽培しています。
艶子さんは30年間看護師として病院のさまざまな現場で「いのち」をみつめてきました。退職してはじめた野菜栽培。「地域の人におしえられてここまできました」と語る艶子さんにとっては野菜も「いのち」あるもの。その本質は人の命となんらかわるものでないと考えています。艶子さんは野菜に語りかけて励まします。そしてある時、気がつくそうです。自分も野菜に成長させてもらっていることを。
「地域の人たちと支え合って生活を楽しみながら農業をやって行きたい、それが夢です。」
平成25年5月27日掲載
晴れた日には北アルプスが一望できる若穂。玉川八重子さんはここでシャクヤクを作り始めて3年目になります。
ぶどうなどの栽培が始まる前の収入をこのシャクヤクにかけています。長野県は全国一の生産量を誇っているシャクヤクですが、そのすらりと伸びた茎の姿形から美人の形容として古くから使われてきました。玉川八重子さんがつくっている品種は「富士」。「花の仕事はいやされることが多く、いやな事も忘れて没頭できるから大好きです」と摘蕾作業をすすめています。
栽培では肥料と農薬のかねあいなど、農協の指導員にアドバイスをもらいながら、花にストレスを与えない自分なりの工夫を加えているそうです。