長野市農業公社

農は人にあり

しなのスイート 横山幸季さん vol.297

平成25年10月7日掲載

長野市上松。善光寺平を一望するこの高台に横山幸季(ひでき)さんのりんご園があります。このあたり一帯は昭和60年に発生した地附山の大規模地滑りの被害にあいました。その後に復旧され防災メモリアル地附山公園が整備されました。公園脇に農地復旧された横山さんのりんご園にも新たなりんごの苗木が植えられました。そして30年がたち、豊かな実りに恵まれる圃場になりました。

横山幸季さんは大学で農業を学び、卒業後、青年海外協力隊の一員としてネパールで活動。その知識と技術を現地で発揮してネパールの農業発展に寄与しました。いまは毎日、りんご栽培に一所懸命向き合っています。

クジャク草 矢野輝夫さん vol.296

平成25年9月30日掲載

長野市大岡仏風。矢野輝夫さんは風光明媚な大岡でクジャクソウの栽培に取り組んでいます。

クジャクソウは草丈が約1mと高く、たくさんの枝分かれの先に夏から秋かけて2センチほどの野菊に似た花をびっしりとつけます。その様子がクジャクの尻尾のように見える事から「クジャクソウ」と名付けられたそうです。花は軽量で反収があがるのが魅力。矢野さんは電照処理をおこなって生育、開花調整をしています。

また、矢野さんはクジャクソウ新品種の開拓にも熱心に取組み、平成7年に「白小蝶」の品種登録を行っています。いま旬を迎えている「ブルーシャイン」も自ら開発した品種です。「鮮やかな青の花色」が特徴です。

シャインマスカット 池田昭亥さん vol.295

平成25年9月23日掲載

長野市篠ノ井東福寺。昭和10年生まれの池田昭亥さんは30アールの畑でぶどう作りにとりくんでいます。いまは、シャインマスカットが旬。毎日収穫におわれています。袋を取るときはいつもドキドキするそうです。房に小さめな粒がまじっていたりしていても、粒をそろえる難しさを楽しみのひとつにしているそうです。

池田さんのシャインマスカット栽培のこだわりは、房の上段は4粒、中断は3粒、下段は2粒と段ごとに粒をそろえて1房をおよそ40粒程度にすること。そして色は上のほうがやや黄色みおび、下になるに従って青みがあるのが理想だそうです。

シャインマスカットファンが増えています。秋の味覚をお楽しみください。

有機栽培 ふるば村自然農園 渡辺啓道さん vol.294

平成25年9月16日掲載

長野市信州新町で有機無農薬の野菜を栽培している「ふるば村自然農園」の渡辺啓道さんは結婚を機に1996年に名古屋から信州新町に移住して来ました。はじめの頃は農業のことがまったくわからず、本を読み、人にきいて勉強をしたそうです。いまは80アールの畑で年間およそ50種類の野菜を生産しています。

トマト、キュウリ、モロッコインゲンなど収穫した作物は、北信地方の有機無農薬野菜つくりに取り組む4人の仲間といっしょに運営している「マイ農家クラブ」サイトを通して1箱1500~2000円の野菜セットを全国に直送しています。

渡辺さんの目標は「生産者と消費者の枠を超えた仲間作りに心がけた農業」です。[マイ農家クラブ]

梨 渡辺展政さん vol.293

平成25年9月9日掲載

長野市豊野。渡辺展政さんの畑では梨が旬をむかえています。丹精こめてそだてた実りです。梨の品種は幸水、豊水、南水。梨は春に白い花を咲かせてから150日が収穫適期といわれていて、それぞれの梨が出荷の順番を待っています。梨はりんごと違って葉摘みがいらず、あたたかい気候のうちに収穫が終わるのが魅力だそうです。

長野市は全国の都道府県庁所在地中において年間降水量が最少のグループに属していて、さらに少ない豊野は梨の栽培に適しているそうです。収穫を前に日差を浴びて、ひとつひとつの梨が精いっぱいの甘い果汁をたくわえようとしています。

「幸水」のあとは「豊水」「南水」と渡辺さんの収穫作業はますます忙しくなります。

シナノドルチェ 吉岡光雄さん vol.292

平成25年9月2日掲載

長野市篠ノ井岡田にある共和園芸農業協同組合はリンゴだけの専門農業協同組合です。栽培面積は約150ha。そもそもは昭和21年更級郡共和村に設立された共和青果物出荷組合がはじまりです。

吉岡光雄さんは約350人いる組合員の1人です。日頃は「勤勉」「チームワーク」「チャレンジ」を大事にして妻とふたりでリンゴ栽培に取り組んでいます。いよいよリンゴが美味くなる秋がやってきます。暦が変わって吉岡さんは一気に忙しくなりました。旬をむかえたシナノドルチェはゴールデンデリシャスと千秋から生まれた県オリジナル品種です。ドルチェとはイタリア語で「甘いデザート」。ほどよい酸味と甘み、シャキッとした果汁が人気です。

川中島白桃 峯村景文さん vol.291

平成25年8月26日掲載

桃を専業で栽培して8年の峯村景文さん。妻と地区のボランティアの方と共に4反5畝の農園を管理しています。白鳳、川中島白桃など5品種の栽培をしています。今年は雨不足時に灌水なども行い、品質の良い桃ができました。

峯村さんは川中島の桃をもっと地域の活性化につなげていきたいとPR活動もしています。直売所に出荷して「地域の桃」をより知ってもらい、色のつき具合がイマイチなものは廃棄せずに加工用に使うなど「川中島の桃」のファンを増やす工夫に努力を重ねています。

農家が生産した作物を適正な価格で評価してもらい、より多くの人にこの美味しい桃を知ってほしいと栽培に取り組んでいます。

ラベル・箱 あい工房 倉石克己さん vol.290

平成25年8月19日掲載

「長生き長野 自然のまんま」をキャッチフレーズに2008年に長野市農業公社が立ち上げた「ながのいのち」。その名前は消費者にも徐々に浸透してきました。

「ながのいのち」ブランドは、この5年間でバリエーションを広げ、毎年新たな自慢の農産物を組み合わせて、商品化を図る生産者が登場しています。もうかる農業の実現をねらい、生産者と市民が手を組み次々と開発、商品化がされてきました。商品化にともなってラベルデザインなどは重要な要素です。消費者に分かりやすく、手にとってもらいやすくするにはどうしたらいいのか。知恵を出し合いズクを重ねます。

プルーン 雪入政順・勝江さん vol.289

平成25年8月12日掲載

長野市若穂。雪入政順さんと妻の勝江さんはプルーンの収穫最盛期です。。昭和8年生まれの雪入さん。米、ぶどう、プラムの栽培に汗を流しています。

プルーンは国内生産量のおよそ6割が長野県内で栽培されています。鉄分やカリウム、繊維質を多く含むプルーンは健康食品として人気があります。雪入さんは他に米、りんご、プラムを栽培しています。いまは1反歩ほどのプルーン農地で収穫.出荷作業に追われています。

どんなに忙しくても雪入さんは前向きに、一生懸命に農との関わりを続けています。「研究する農業」「儲かる農業」と向き合っています。

ワッサー 徳永慎吾さん vol.288

平成25年8月5日掲載

長野市赤沼。両親と3人で果樹栽培している徳永慎吾さんは就農して3年目の33才。徳永農園ではネクタリンと桃の掛け合わせ品種のワッサーを13年前から栽培しています。

ワッサーは長野県の北信地域のみで栽培されていてあまり出回らないことから、知らない人も多い果実です。ワッサーの特徴は桃より果肉がかたく、少し酸味があり、さっぱりした味わい。また、冷蔵庫で1週間位は日持ちします。

徳永さんのワッサーは徳永農園のホームページや「アグリながぬま」から購入することができます。1箱(3kg)およそ2500円です。徳永農園では、ワッサーのほかにリンゴ、プルーン、ネクタリンなどを栽培しています。