平成26年5月5日掲載
長野市中条に住む海沼利治さんは農協を退職してから両親がやっていた農業を引き継ぎました。近くにある直売所に変わったものを出したいと考え、知り合いからモウソウチクをゆずってもらい栽培し始めました。この園地に植えて10年が経ちました。
良い筍を育てるには、1反歩250本程度の混み具合を保ちつつ、よく陽が入るように適度に間引き、風通しのよい環境をつくるのが大切だそうです。ハチクとは違いモウソウチクは獣被害にあわないそうです。
筍は育ちが早く、それが楽しみ。そして、海沼さんの信条は「百姓は勉強をしなければいけない」。
平成26年4月28日掲載
長野市篠ノ井。近藤利之さんは南長野運公園近くのおよそ60アールの農業用ハウスでトルコギキョウを中心に花き栽培を行っています。近藤さんは25年前からトルコギキョウに取り組んでいます。
「いまだにトルコギキョウに学ばせていただいています。6、7、10、11月をメインにして栽培しています。この頃が一番忙しくて、睡眠時間を削って夜中に働く事も多くなります。しかし、市場から注文があってこその仕事ですから忙しくても、とても充実した働きが出来ます。これといったこだわりはありませんが花を買っていただいたあと、家でもちゃんと花がもつ、そういう花を作って行きたいです。」
平成26年4月21日掲載
長野市篠ノ井東福寺。長野オリンピック開閉式会場になった南長野運動公園の近くに竹内保智さんがイチゴを育てている農業用ハウスがあります。ここでおよそ1万1千株のイチゴ(章姫)を栽培しています。ハウス内は水耕の二段の立体栽培になっていて清潔な環境と適温が保たれていて雨や雪の心配は無用です。きれいな水とたくさんの太陽の光を浴びてすくすくと育っています。
9月に定植して11月下旬から収穫をはじめ4月の下旬まで作業が続きます。収穫は朝、気温が低いうちにひと粒ずつ丁寧に手摘みをします。
お客さんの「おいしい、きれい」という反応こそがこの仕事の醍醐味だと語ってくれました。
平成26年4月14日掲載
長野市内でデイサービスセンターとヘルパーステーションを経営している株式会社和処は飯綱町にある自主農園で除草剤などを使わずに有機肥料を使った農業を実践する「わくファーム株式会社」を運営しています。そこで栽培し収穫した野菜を手づくりで加工して無添加・無着色の惣菜、ジャムなどをインターネット等で販売しています。
善光寺表参道にある「表参道わく」ではそれらの商品を販売。また喫茶店として週ごとに変わるケーキを楽しむことが出来ます。
平成26年4月7日掲載
信州製袋の創業は昭和33年。果実の実りを一番身近で見つめている果実袋で農業のサポートをしています。
信州製袋がつくる果実袋は果実をゆっくりゆっくり箱入り娘を育てるように愛情深く包み込んでいます。1枚の袋に計り知れない知恵と志がたっぷりと込められているのです。りんご袋、ぶどう袋、それぞれに果実の特性にそった性能が含まれています。実りを雨から守り、風をさえぎり、適度な通気性が保たれています。
平成26年3月31日掲載
長野市豊野。来春、金沢まで延伸する北陸新幹線にそって梨畑が広がっています。豊野は県内有数の梨の産地です。梨は白い花を咲かせてから150日が収穫適期といわれています。いい花をさかせるための準備が始まっています。
澤戸千明さんは幸水、豊水、南水など70アールで梨を栽培しています。梨はりんごと違って葉摘みがいらず、あったかい気候のうちに収穫が終わるのが魅力だそうです。さらに梨は甘味があり水気があり歯触りがいいのが人気のポイント。澤戸さんは土作りにも熱心に取組み豊野ブランドの梨の生産に心血を注いでいます。
平成26年3月24日掲載
長野市川中島。髙野芳一さんは40アールの畑で桃を栽培しています。このあたり一帯は全国的なブランド桃「川中島白桃」の生産地です。およそ半世紀前、リンゴの木の間に植えた桃の木が時を経て、全国でも有名な桃の産地になりました。長野県は山梨県、福島県に続く全国第三位の桃の大産地です。なかでもこの川中島周辺は県内の三分の一を占める県内最大の産地です。
川中島の水はけが良く昼夜の寒暖差が大きい気候の土地柄が桃作りに適しているといわれています。葉が茂った時に日光か奥まで入るように、また果実や枝葉に十分消毒薬液がかかるように剪定が行われています。
平成26年3月17日掲載
長野市若穂。小林真さんがぶどうの剪定作業に追われています。おだやかな人柄がそのまま剪定の仕草にあらわれているようです。
今年70歳になる小林さん。定年退職するまでJRで信号を管理する仕事に就いていました。松本や東京に赴任したこともありました。その間、家の農事はすべて妻で「湯~ぱれあ直売所」で活躍している和子さんがきりもりしてきました。夫婦でぶどうとりんごをおよそ30アールずつ栽培しています。
ぼかしをつかった土作りを基本としています。その考え方は地域づくりにもつながっていて、普段の生活の中での地域の仲間との絆こそが農業の基本でもあると信じています。
平成26年3月10日掲載
長野市篠ノ井。JAグリーン長野本所の真ん前にある「農家食堂ゴトーファーム」。松代町清野地区などで生産された玄そばだけをつかった地産地消100%のそば店です。この店を経営する農業法人ゴトーファーム・後藤貴史さんは年々農業従事者の高齢化にともなって本来の力を保ち続ける事が困難になっている田んぼの「地力」を維持するために大型農機をつかった植え付け、収穫作業を請け負って農業と向き合っています。
このそば店の開店は去年の1月。そば好きのスタッフ7人がローテンションを組んで営業しています。ひと月のうち7日ほど厨房にたつ松本正さんは定年退職したのち農業をする傍ら仲間とともにそば打ちに汗を流しています。
ざるそば600円。大岡でとれたねずみ大根をつかった、おしぼりそばは700円。日、月、祝日以外営業しています。おでかけください。
平成26年3月3日掲載
長野市東和田の岩嵜農園。集落の中心ある大きな赤い屋根の母屋が目印です。岩嵜博充さんは妻・光枝さんと両親の4人で農業と向き合っています。栽培品目はきゅうりをはじめとして、インゲン、トマト、レタスなどおよそ25種。
博充さんが大切にしていることは、地域に貢献できる農業経営です。その土地でできたものは真っ先に地元の人に食べてもらいたい。家の前で野菜の直売をしていて近所の人たちに喜ばれています。また、地元の幼稚園とも連携して食育を通して子供たちの成長に農業人としてかかわっています。もちろん、農薬は必要最低減にして安心安全なものの生産に心がけています。未来につながる農業をめざしています。