
平成20年6月30日掲載
松代東条ではいま、あんずの収穫の最盛期をむかえています。
東条は千曲市森・倉科とならんで善光寺平のあんずの名産地です。中村毅さん(71)の畑では一家総出のたのしい収穫作業が行われています。栽培種はジャムにすると最高に美味な新潟大実。あんずは4月の開花から6月の収穫までの時間が短い上に袋掛けの作業もいらず、実の色で収穫期が判断しやすく、キズになりにくいのが長所。
あんずの美味しい食べ方を奥様の信枝さんに教えていただきました。<あんずの一夜漬け>あんずを二つに割り、3%の塩で重しをのせて6時間ほど漬け、水が出たらよく拭き取って、好みの量の砂糖をふりかけ、冷蔵庫で適度に冷して食べると美味しいそうです。おためしください。

平成20年6月23日掲載
大岡の窪田豊機さん、市川利雄さん、小林壹男さんらのグループは、10年程前からニンニクの栽培と活用に取組んでいます。
高齢化によって米作りが困難になりつつあるなかで、収穫と出荷の調整が比較的容易にできるニンニクに注目しました。また、タマネギより栽培が楽で、熊や猿の害にもあわないことも利点です。栽培種は「ホワイト6片」。昔からニンニクはさまざまな薬効が認められて強壮剤として用いられてきました。ニンニクを食べていれば風邪をひかないといわれてもきました。グループでは「にんにくの甘露煮」を試作しました。
年をとっても地元で農業ができるように、それによって人のつながりができ、経済的支えがしっかりできるように、これが目標です。

平成20年6月16日掲載
後藤佳和さんと紀子さんは清野のおよそ10アールの畑でたまねぎを栽培しています。品種は生で食べても辛みが少なく甘みが極めて強いといわれている“甘70”です。このあたりのたまねぎはかつては水稲の裏作として作られてきました。
いま、後藤さんはたまねぎのほかに、長いも、葉菜、ゴボウをつくっています。「曇雨がつづくと“べと病”などの病気にかかる心配で悩まされますが、わたしがつくったものを食べてもらえると考えるととてもうれしいし、それだけの努力もしているから、自信をもって送り出しているんです」。
信濃の穀倉地帯といわれる善光寺平のまんなかで後藤さんの農業にかける情熱は枯れることはありません。

平成20年6月9日掲載
荒井さんが栽培しているトマトの真っ赤な色は荒井さんの農業にかける情熱の色かもしれません。
荒井さんは、無化学肥料、50%減農薬栽培のうえに燐酸優先型生育、アミノ酸態窒素と細胞密度向上で糖度増加をめざし、また、光合成促進栽培と硝酸態チッソ含量の少量化による「うまくて安全で安心して食べられる」農産物を消費者に届けることを目標にしています。荒井さんが栽培しているトマトは微生物酵素農法を基本として、化学肥料を使わず酵素で土と作物の自然力を引き出してトマトを育てています。皮が柔らかく、すっきりした甘味が特徴です。
「生育の鍵を握るのは土地の力であり、育てる力の機能を持つ土づくり」こそが農業の原点と考えています。

平成20年6月2日掲載
5月27日(水)篠ノ井石川で、農業組合法人510ファーム・後藤貴史さん(40)が今年初めての田植えを行いました。後藤さんが側条施肥による減肥と疎植栽培でつくるコシヒカリは長野県原産地呼称管理制度に「塩崎米」として登録されています。
「稲は地力で、麦は肥料で作れ」という言葉があるそうですが、年々の農業従事者高齢化にともない、田んぼが本来の力を保ち続けることが困難になってきています。その「地力」を耕し維持させるため後藤さんの出番が多くなっています。
後藤さんがあやつる田植機は8条植えの大型農機です。後藤さんのスピーディーでたくましい仕事ぶりはまさに「田んぼのスーパーマン」。頼りがいのある顔が印象的です。

平成20年5月26日掲載
三才で農業を営む大澤永治さん。ことしも、朝の4時から夜の7時まで収穫、箱詰め、出荷と家族4人(写真:左から長女・暢子さん、永治さん、次男・寿士さん、妻・みつ江さん)、さくらんぼの収穫作業に追われています。
佐藤錦、正光錦、月山錦、さおりを栽培しています。それぞれに甘味、酸味の特徴があります。さくらんぼは保存がきかないので旬がはっきりしています。日本では明治9年から全国に広まりましたが、その栽培は難しく人の知恵と努力が必要とされてきました。気象条件の難しさもふくめて手間がかかり、永治さんのビニールハウスでもこまめな温度管理と雨よけがおこなわれています。
いま、さくらんぼがいっせいに実り「赤い宝石」がきらきらと輝いています。

平成20年5月19日掲載
大岡の大平芳慧さんは、自然の力を生かし、環境を汚染しない農業に取組んでいます。米の安全性を水と水田の環境を守り支えることから学ぼうと水田環境鑑定士を修得し、また、米の食味、品質、栽培法を鑑定する食味鑑定士も身につけました。
「米は水が基本」、この土地に生まれ、18才から母と一緒に農業をしてきた大平さんは、この土地で生まれる米にぜったいの自信を持っています。「農業が縁で日本全国を旅行ができ、いろいろな人に出会えて喜びを分かち合うことができる。ずくをだせば生活がうるおう。やめることはいつでもできる、いつまでできるか、いくつまでできるか、挑戦してみよと思う」今日も、大平さんは笑顔で農業と向き合っています。

平成20年5月12日掲載
豊野町蟹沢の荒井忠幸さん(42)は、りんごとぶどうを栽培しています。りんごでは新しい農業と地域振興に取り組む青年農業者に贈る中日農業賞を受賞し、ぶどうは巨峰の種有りにこだわっています。いまはりんごの摘果作業に追われています。
「りんごは美味いものをつくるのは当然、さらに皆さんに食べていただいて何かを感じてほしい、美味しく食べられる日々の健康やごくあたりまえの生活が営まれている喜びを実感してほしい、私がつくるりんごやぶどうがそのきっかけになれば嬉しい」。
妻・恵子さんは小布施町で開院している神経内科の専門医。医療と農業、まさに「医食同源」。夫婦でその接点のはるか高みをめざしています。
http://www.janis.or.jp/users/chu798

平成20年5月7日掲載
大沢健一さん51才。農業に就いて30年。この梨畑もほぼ同年齢で50アールの栽培地です。ほかにりんごを100アール、水田を14アール、すももを5アール栽培しています。
農家の長男に生まれた健一さんは子どものときから家の仕事を継ぐものだと思い続けて特別な迷いもなく農業の道を選んだそうです。「りんごも梨も、ものを言うことはありませんが、形になってあらわれます、手入れの愛情は伝わるものなんです。子どもたちには、社会のなかにある農業なんだから、いろんな社会を見てからでも農業を始めるには決して遅くはないと言ってあります」
センスのよい生き方が洋服の着こなしにもあらわれて「あーこんなふうに農業をしてみたいな」と思わせる大沢さんでした。

平成20年4月26日掲載
市内駒沢の中沢勝茂さん(70才)の梨畑では、やわらかくやさしい花色につつまれて受粉作業がおこなわれています。このあたりで洋梨の栽培がはじまったのは20年ほど前。洋梨は食べごろの判断が難しいといわれています。洋梨は和梨と違い、木で完熟したものを食べるのではなく、ある程度、木で熟したものを冷蔵庫で一定の温度で2週間程保存し追熟させてから出荷されます。
「ラ・フランス」は明治36年にフランスから輸入されたといわれています。見た目はゴツゴツしていますが、食べ頃のラ・フランスは和梨にはない柔らかな舌触りと豊かな香りがあり、一度食べたら忘れられない味が特徴です。
「仕事はきついが、あと10年は頑張りたい」と中沢さんは張り切っています。

平成20年4月21日掲載
大岡農村女性ネットワークの皆さんは地元で穫れた大豆と米を使った味噌作りに取組んでいます。
うまい味噌作りの手順は、1、米を2時間ほど蒸して冷えてから糀菌を均一に混ぜて糀をつくる。2、大豆を水洗いして一昼夜水に浸す。3.大豆を大釜で3時間ほど煮て、大豆が指でつぶれるようになったら火を止めて蒸らす。この時、焦がさないように注意。4、大豆をつぶし、さましながら糀と合わせ、煮汁を加える。5、まんべんなく混ぜ合わせ樽に詰め押し蓋をする。6、暖かい場所に置いて熟成させ、お盆過ぎに天地返しをして均一に熟成させる。7、熟成した味噌は涼しい場所で管理をして、11月頃から食べられます。
ちなみに、味噌50kgに大豆13kgと米15kgが必要です。

平成20年4月7日掲載
ビニールハウスが立ち並ぶ松代町清野。そのひとつで島田武さん・澄子さん夫妻がシレネ・ブルガリス(グリーンベル)を栽培しています。
以前は長いもを作っていましたが昭和53年から花栽培に。その時の武さんの第一声を澄子さんはしっかり記憶しています。「これからは花をつくるんだから地下足袋をやめてスニーカーで働く」新しいことに挑戦する武さんのなみなみ成らぬ決意です。そして8年前、シレネ・ブルガリスの栽培に取組み始めました。シレネ・ブルガリスは昼間あたたかくなると花がしぼんでしまいます。
「二人で働いているので夫婦の会話が多くて楽しいですよ」と澄子さん。朝早くからの収穫は5月まで続きます。東京、大阪、京都、名古屋に出荷されています。

平成20年3月31日掲載
長野市・赤沼の小滝愛子さんの名刺には「輝く農業をめざす」と書かれています。
農業体験のなかった愛子さんは嫁いでから一念発起して学校に通い一から農業を学びました。赤沼はリンゴづくりが盛んですが「リンゴは一年たたないと収入にならない」と野菜づくりにも取り組みました。“自分と相性があう野菜”を選びアスパラガスとズッキーニをつくり始め「ズッキーニのはじめての収入は娘の学校の入学金にしました」。「野菜の場合は月々の収入があり助かります」。
農業者は、丹誠こめてつくったものが、考えた通りの収穫になり、それが自信となって、自らの才覚と努力が世の中を開いて行くことを知るのかもしれません。

平成20年3月24日掲載
松代町・清野の酒井悦男さんは高校卒業と同時に、幼いころから決めていた仕事「農業」に迷うことなく就きました。25才の時、およそ2800万円をかけてビニールハウスを建設して、現在は36アールのビニールハウスで、きゅうりとトマトの栽培に取組んでいます。
きゅうりは2月末から収穫がはじまっています。このビニールハウスのきゅうりの株は約1400本。110~140グラムになったものから毎日出荷されています。6月中旬まで続きます。
酒井悦男さんは「食料が不足して困るのは国民・消費者であって農家ではない。農政は農家のためではなく、国民・消費者のためにならなければいけない」と考えています。

平成20年3月17日掲載
黒岩エツ子さんは2年前に69才で他界した夫・邦光さんが残したサクランボハウスで娘のさとみさんといっしょに受粉作業を開始しました。
邦光さんが定年後に植えたさくらんぼは10年がたちました。「日本一のさくらんぼをつくりたい」が口ぐせだった邦光さんは懸命に勉強を重ねていました。志半ばで病に倒れてしまいましたが、邦光さんが考えだした「垣根つくり」という独特の栽培方法の研修に本場・山形県から毎年のように視察の人々が訪れます。
邦光さんの志はエツ子さんとさとみさんにしっかりと引き継がれています。邦光さんの志が花となり、エツ子さんとさとみさんの願いが受粉され、親子の愛が赤く実るのは5月です。

平成20年3月10日掲載
松代にお住まいの宮本智(みやもとさとし)さんは昭和6年生まれの76才。いまは26年前からはじめた20アールで栽培しているアスパラガスの収穫に追われています。
例年、2月の中旬頃から収穫が始まります。4月に入るとアスパラガスの成長に追われるように忙しくなり、収穫は朝と夕の二度になるそうです。1、穂先がまっすぐで 2、開いていないものがいい、と教えていただきました。
「農業にプライドを持っている」と語る宮本智さん。日々の仕事をコツコツと積み上げて、社会との関わり方を高め続ける努力こそが農業のプライドと誇りになるのでしょう。「夢とロマンをもって農業に取り組む」宮本智さんの姿にわたしたちも励まされます。

平成20年3月3日掲載
農業を職業として意欲と能力のあるプロの農業者を育成 するために認定農業者制度があります。松代清野の花見敏史さん(52才)はその認定農業者のひとりです。
ハウス栽培のトマトやキュウリなど20種以上の多品目の野菜を栽培しています。有機質肥料を使い、できるだけ農薬の使用をひかえているそうです。川中島合戦で上杉謙信が陣をかまえた妻女山の近くの500坪のハウスでは、いまが「つるさげ」と呼ばれるトマトの誘引作業の真っ最中。これはクリップでトマトの樹を挟み、上から吊るすようにして管理や収穫をスムーズにする作業です。
敏史さんは農業をはじめて15年。両親、妻といっしょに「頭をつかった農業」に取組んでいます。

平成20年2月25日掲載
川中島で「川中島白桃」の栽培に取組んでいる清水昭二さんは昭和7年生まれの75才。昭和50年頃、はじめて桃の栽培を始めました。そのころはわからないことばかりであったそうです。しかし、農業への情熱だけは誰にも負けませんでした。
桃の木が休眠している冬のいまが剪定作業の真っ最中。ハサミやノコギリを使ってほぼ一定の形に仕立てます。それは地元の千野正雄氏が考案した「斜立主幹形仕立て」です。桃の木全体の形を確認しながら枝を切り落としていきます。単純に見えますが経験と知恵が勝負の仕事です。
忙しくなると「涙を三度ながして嫁にだした」一人娘さんが手伝ってくれます。「命をつなぐ農業を軽くみるなよ」といつも教えて育てあげた娘さんだそうです。

平成20年2月18日掲載
鬼無里地区生活改善グループ協議会は乾燥野菜の普及に取組んでいます。
「鬼無里は新潟に境を接する日本海型気候の豪雪地帯です。今でこそ、車で自由に買い物に出かけたり、移動スーパーが訪れたり、お金さえあれば何でも手に入ります。また、冷蔵庫で冷凍をしておくことも可能です。その昔は「知恵」によりさまざまな「たべもの」を手に入れていました。数多くの知恵のうち「凍み」があります。真冬の冷たい空気に触れさせることで、野菜の水分を凍らせて脱水します。こうすることで野菜の保存性を高め、不足気味な早春の食卓をにぎやかにしました。特に、寒干し大根の煮物は、お田植えの際には欠かせないものでした。それは、たっぷりの水で戻してから食べる様子が、その年の米作りに水が豊富にあるようにと願ってのことでした」。(当日資料より)

平成20年2月12日掲載
長野市保科は保科川がつくる扇状地です。その土地は扇状地特有の大小さまざまな大きさの礫からなっており、大変水を通し易く、また、標高が高いこともあり、ぶどう栽培に適しています。
峯村聰さんは、平行整枝・短梢剪定による誰にも簡単に取り組めるぶどう栽培方法に取組んでいます。この方法は省力で栽培管理ができる革命的なもので、長野オリジナル品種で皮ごと食べられるナガノパープルやピオーネの振興を図る計画も進められています。従来のX字型長梢剪定による種あり栽培から平行整枝短梢剪定による種なし栽培への転換によりぶどう産業の新たな展開が期待されています。
このシリーズでは峯村さんの作業を紹介しながらぶどうの成長記録を掲載していきます。

平成20年2月4日掲載
国道19号線、七二会瀬脇の交差点そばにある「七二会おやきセンター」の長寿おやきは笹にくるまれています。笹は戸隠で育ったもので、中の具はこの地方でとれたものを使っています。笹の風味と具の素朴さがなんともいえない一味を加えています。笹おやきは一つ100円。
電話:026-229-3467
人気があるので品切れに要注意。
国道をさらに松本方面へ行って信州新町の手前に「信更いっぽ」があります。地元の女性たちが生き甲斐と仲間づくりを目指して、おやきなどをつくる特産物加工直売所を設立しました。会員は31名。地元でとれたものにこだわって、皆で知恵を出し、力をあわせて一歩一歩着実に地域の活力を蓄えています。おやきはニラ・キャベツ、切干し大根、ピリ辛大根など、どれも一つ110円。
電話:026-299-2458

平成20年1月28日掲載
豊野の善財幸雄さん(63)と三枝子さんは、豊野温泉りんごの湯の温泉熱を利用してイチゴ(章姫)の栽培をしています。
幸雄さんは神奈川県にある横浜ゴムでサラリーマンを38年間勤め上げて生まれ故郷に戻ってきました。豊野町の広報で温泉熱利用の取り組みを知り、応募をしてイチゴ栽培を始めました。もともと農家の生まれでしたが試行錯誤をくりかえし、いまでは約2000株のイチゴが育つようになりました。イチゴはおもに隣の豊野温泉りんごの湯の直売所で販売されています。「果肉がほどよくやわらかく」「むかしのイチゴの味がする」と評判です。
お客さまの声が幸雄さんと三枝子さんの背中を押してくれます。そして今日もミツバチたちといっしょにイチゴ栽培に汗を流しています。

平成20年1月21日掲載
1月中旬、りんご作りの1年の始まりは剪定作業から始まります。剪定はりんごの品質や収穫量に影響をあたえる重要な作業です。どの枝を切って、どの枝を伸ばしていくか。そして、木の体力や健康状態や栄養状態を感じ取らなくてはなりません。
剪定は「木と向き合って、木と会話をしながらするものだ」といわれています。葉が茂ったら太陽のあたり具合と強さはどうだろうか、まわりの木との間隔は保たれているだろうか。剪定に教科書はありませんが、2年、3年先の木の状態も頭にイメージしながらできる想像力がポイントになります。剪定作業は3月まで続きます。
剪定のお手伝いさんを募集しています。信州の春の訪れをりんご園で実感してみませんか。

平成20年1月17日掲載
JAグリーン長野の篠ノ井育苗センターでレタスの播種(たねまき)作業がはじまりました。
バーミキュライト・ピートモス・ヤシガラ繊維などを主原料とした葉菜類のセル整形用培土に表面に特殊なコーティングを施したレタスの種子をポットに一つずつ埋め込むようにして蒔きます。そのあとはハウスのなかで発芽と生育に適した温度管理のもとすくすくと育ちます。
一週間もすれば葉も広がりしっかりと根をはるようになります。

平成20年1月4日掲載
長野市広瀬にお住まいの小林成好さん(76)はしめ縄づくりの名人です。何をやっても器用な小林さんですが、しめ縄づくりではあちこちで講習会を開いてその伝統技術の普及に寝食を忘れて活動しています。
そもそもは成好さんの父・宗太郎さんがわら細工の名人でした。宗太郎さんは上水内中くまなく歩きその指導にあたったそうです。成好さんは父親と一緒についてまわり技術を習得していきました。
成好さんは講習会用「しめ縄づくりテキスト」につぎのように記しています。「しめ縄は正月を迎える大事な準備の一つです。しかし、いま、縄をなうことさえできない子どもが増えています。大人もぞうりやわらじを作れないなど古来の伝統技術が失われつつあります。心を込めて作った自分のしめ縄で良い年を迎えましょう」。

平成19年12月17日掲載
西村英知さん(51)は30代でそれまで勤めていた農協を辞め、「すっかりその形にほれてしまった」ぶなしめじの栽培をひとすじとしています。
「やまびこしめじ」(ぶなしめじ)の栽培はビン詰めから収穫まで約4ヶ月かかります。培地調整、充填、殺菌、放冷、接種、培養、菌掻きまでに3ヶ月、生育室に3週間、そして収穫となります。「やまびこしめじ」を毎日出荷するには、この4ヶ月分の作業のひとつひとつを毎日行う事になります。温度と湿度、照度がきっちり管理されておいしい「やまびこしめじ」が生まれます。もちろん、安全、安心にも充分配慮されています。
「良質なしめじつくりはわたしに、健康食品を提供する喜びを与えてくれます」「しめじ作りはわたしの誇りであり生き甲斐です」と西村さんは胸を張って語ります。