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2分の1成人式」 信更小学校児童がブドウ苗木植え付け

長野市信更地区のワイン葡萄農場で、信更小学校の4年生の児童7人がブドウの苗木(シャルドネ)の植え付けを行いました。

信更地区では5年前、ワイン葡萄の産地化を目指して「ワイン葡萄しんこう会」を発足し地区内の3箇所でメルロー、シャルドネなどの栽培を進めています。

この活動に地元の子供たちにも加わってもらい、故郷への思いをずっと持ち続けて欲しいと、10年後の自分に宛てた手紙を添え「2分の1成人式」として行われているもので今回で3回目です。

児童たちは植え付け方を聞いた後、穴に水を入れ、土とよくかき混ぜたあと苗を入れ丁寧に土を掛けていました。そのあと、ペットボトルに10年後の自分にあてた手紙を入れ苗の近くにくくり付けました。

児童たちは「きっと甘いワインになると思う」「一緒に飲める日が楽しみ」など感想を話していました。 イベントを主催した「ワイン葡萄しんこう会」のメンバーは、「子供たちはこの地域をはなれると思うが、いつか故郷に帰ってきたときにワイン葡萄が仕事になってくれるよう頑張って栽培したい」と話していました。


[ 2019.5.24 ]

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