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長野市産初のワインに向け 信更のワイン葡萄収穫
ワイン葡萄の産地をめざして長野市信更地区で5年前から栽培を進めてきたワイン用葡萄の待望の初収穫が行われました。品種は赤ワインの原料「メルロー」です。
信更地区では、長野市産として初めてになるワイン出荷を目指しておよそ2ヘクタールで葡萄の育成を進めています。有機堆肥の投入や、冬場の寒さ対策など試行錯誤をつづけた時期をへて、ようやく収穫の秋を迎えました。
秋晴れの空の下、この活動を最初から応援してきたアグリシップの寺島純子さんも駆けつけ、総勢10人余りで作業をはじめます。まずハクビシン対策で急遽かけた網をはずし、切り取った房をコンテナに丁寧に移していきました。作業は2時間ほどで終了しましたが、20個のコンテナが積みあがり全員で記念写真。
葡萄はその日のうちに醸造所に持ち込まれ、来年夏にはワインになって帰ってきます。また、別の圃場で栽培しているシャルドネも間もなく収穫を迎え、収量は2品種合わせておよそ400キログラムになる見込みです。
メンバーは「やっと苦労が報われる、みんなで考えてワインにいい名前をつけよう」と張り切っていました
[ 2018.9.19 ]