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「2分の1成人式」信更小学校児童がブドウ苗木植え付け

[令和3年5月7日]

長野市信更地区のワイン葡萄農場で、信更小学校の3年生から5年生の児童13人(2名欠席)がブドウの苗木(シャルドネ)の植え付けを行いました。

信更地区ではワイン葡萄の産地化を目指す「ワイン葡萄しんこう会」が、地区内の3箇所でメルロー、シャルドネなどの栽培を進めています。

この活動に地元の子供たちにも加わってもらい、故郷への思いをずっと持ち続けて欲しいと、10年後の自分に宛てた手紙を添え「2分の1成人式」として行うものです。昨年は新型コロナウィルスにより中止としましたが、子供たちにとって記念の想い出になるので今年は思い切って実施しました。また子供たちが10年後に信更地区の成人式に出席して、今日の「2分の1成人式」に参加した証の木札を提示すると、ワインがもらえるという木札も贈呈しました。

児童たちは植え方を聞いた後、穴に水を入れ、土とよくかき混ぜたあと苗を入れ丁寧に土を掛けていました。そのあと、ペットボトルに10年後の自分にあてた手紙を入れ苗の近くにくくり付けました。

児童たちは「教えてもらった通りにうまく植えられた」「一緒に飲める日が楽しみ」など感想を話していました。

イベントを主催した「ワイン葡萄しんこう会」の柴田会長は、「子供たちがこの地域をはなれても、いつか故郷に帰ってきたときに、地元で栽培したぶどうのワインがあることを誇りに思い、また良き想い出としてよみがえるように頑張って栽培したい」と話していました。

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